羊飼と狼と羊

私は、多くの人から恋の相談を受ける。


その中で、育ちが良い一般的な女性の恋愛を見てて思うことがよくある。


よくあるパターンが

傷を持つ男性を救ってあげたいって思って、

ミイラ取りがミイラになった状態で、傷ついてボロボロになって、私のところにくるパターンである。


こういう自爆行為をBroken Wing Syndromeという。



まあ、ストーリーはこんな感じだ。

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悪い狼(傷ついた男の人)がいて、私たち女性(普通に育った)羊を狙っている。

羊飼いの男の子は悪い狼がどんな感じかを知っている。

そして、羊飼いの男の子は、羊たちに言う。


あっちのフェンスを超えたらダメだよ。

あっちには、悪い狼がいるからね。


そして、ある羊は思う。

あっちに行ったらなんか面白そう。

今の生活は、白いモコモコ(愛)に囲まれて平和すぎてつまらないわ。


しかもあの狼の目って、なんか悲しそう。


きっと、悪い人なんてこの世にいないわ。

きっと、私たちのモコモコ(愛)に身を委ねたら、

きっと狼だって、悪さが消えてモコモコになるもの!


私のモコモコで狼の気持ちだって変わるはず!!!


羊飼が寝ている間を見計って、その羊はフェンスを超えて言いました。


『狼さん、狼さん、私のモコモコ見てみて!』


『おおー僕の毛はトゲトゲしているだろう。だから、とっても痛いんだ。

 君のモコモコを触らせておくれよ。』


『うん、イイわよ。』


(あ、なんか痛いかも。チクチクしてる。。。 

 皮膚に刺さって痛い。。。これじゃあ、モコモコが出なくなっちゃう。

 でも、きっとこのモコモコで狼さんの硬い毛も柔なくなるに違いない。

 ちょっと我慢すれば大丈夫。


 皮膚だって、よくなるわ。)


『おお、これは本当にイイ毛皮だ。

 もっともっと、おくれよ。』


『うんいいよ』

(あ、別のところも痛い。でも、大丈夫。きっと狼さんの毛皮は変わるわ)


 『もっともっと、おくれよ。僕の毛皮の尻尾も触らせておくれ』



『うん、いいよ』

(痛い、痛い。血が出てきちゃった。)


『もっともっとおくれよ』


『うん、わかった』

(まだ治っていないところも刺さってきてる。赤くなってただれているのに、気づいてくれないのかな)


『もっとおくれよ』


『う、、ん、、、』

(もう、モコモコ、ないよ。あとは私の目の周りしか残っていない。これが無くなったら、

 私、もう目が見えなくなっちゃう。まだ目が見えるうちに逃げなくちゃ。)



フェンス越しに羊飼は待っていた。


『おおおおおーい!!!お前!何しているんだ!羊よ、こっちにおいで!』


そして、羊飼が抱きしめ、羊は危機一髪のところで命を取り留めた。


他の羊たちに癒され、自分が持っていたモコモコがどう言うものだったかを思い出していく。


ようやく、皮膚のただれも治り、身体中のモコモコが戻ってきた時、

羊は、このモコモコをもう傷つくのは嫌だと、誰ともシェアすることも怖くなってしまった。


そして、どんどんとモコモコが増えて、埃がつき、泥がついて、身体中が真っ黒になっても

羊はモコモコをバリカンで剃ってさっぱりするのを拒否して逃げ回った。



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これらが、育ちのいい女性が

自暴自棄のナルシストの男性にハマり傷つき、

ヒーリングをするパターンである。


これは、私も含め。。。だ。