top of page

去年の私へ

子供たちが食べ物を投げる

手を離して駐車場に走ってしまう

壁に絵を描き始め、

トイレに入れたらあかんものを捨てようとする

大声を出し、歌い、

彼らの存在があなたの心だけではなく、家も、頭の中もスペースを埋め尽くしてしまうでしょう。


もしかしたら、

子供が誰かを叩いたり、動物を叩いたりするかもしれない

ましてや噛んでしまう事もあるかもしれない


おしっこを漏らしたり

うんちをありえへん形で

あり得へん場所で

ありえへんタイミングでするかもしれない


また

やるなって言ってるのに、モノを床に落として

床が汚くなるかもしれない


パパの方が良いって言うかと思いきや、

他の人のところに行ってくれず、ママだけがいいと泣き叫ぶ日もあるかもしれない。


昨日までなんでも良かったのに、

急にこの靴じゃなきゃ嫌だ、このカップじゃないとダメだと

そうしなければこの世は終わるんか?っていうほど泣き叫ぶ日もあるかもしれない


夜通しで寝てくれなくて

少しでも子供の音がすると、あなたはきっと自動的に目を覚ました事でしょう。


子供たちが甘いものを見ていないうちに勝手に食べてしまい、

テレビを見ている途中で消したら、大声で泣き叫び

スーパーの床にある汚い黒いマットの上で顔をウップして泣き叫んだ日もあるでしょう。


清潔と言う言葉を知らないかのように

納豆がついた手で髪の毛を触り

パスタソースベチョベチョの顔を明日着ようと思っていた服に擦りつけた事もあるでしょう。


800円もするスムージーをしっかり持っていなさいと言ったそばから

落としてコンクリートがピンク色になった事もあるでしょう。


自分でやると言って、持たせたそばからお味噌汁をこぼして

「ほら、言ったこっちゃない!」とうっかり口から出てしまった事もあるでしょう。


触るな、登るな、やるな、と言っても結局、絶対にやる我が子。


そして、めっちゃ美味しくできたご飯よりも、冷凍のワッフルのがいいと言われたあの日。



覚えている??


そんな日が続いた

「これって私の育て方に何か問題があるのではないか?」と自分を疑い


どうしたら、もっと親としてちゃんとできるのだろう?と自分に問いかけた日。


そして、こんな行動は、きっと愛情不足なのかもしれないと不安に思った日。



心をいっぱい悩ませたね。


でもね、真実はね、あなたがしていることに何も疑問を持たなくていい。


だって、それらはすべて、

ただ、子供が子供としてフルに自分の可能性を試し、

自分の興味をとことん追求し、

自分のやりたい事に真っ直ぐに進んでいるだけだから。


だから、「私が、私が」と自分を責める癖をやめなさい。

それ、エゴっていうのを知っている?

他の人のために頑張っているようで、自分しか見えていないことを気づかず

どんどん自分を追い込んでいく巧みな罠のこと。


それよりも、子供たちがフルに自分を発揮している姿からインスパイアを受けなさい。


自分の人生にどれだけ一生懸命になっている彼らを見て、

あなたの人生にも一生懸命になっていいんだよ。


そう思えるタイミングが来るから、

そのタイミングまで、大いに彼らの純粋なる命の謳歌をただただじっくりと観察をして

その美しさを見ているといいよ。



あなたの子供たちは、問題行動を見せているんじゃない。

あなたが持っているフルのポテンシャルを見せてくれているに過ぎないのだから。


そして、よく頑張っているよ。

本当によくやっている。


そして、その頑張る事もよくやる事も、もうやめてなさい。


頑張るだけ、あなたの性格だと罪悪感を持つだけだから。

よくやろうとするだけで、あなたの性格だと結果を求めて自分を追い詰めるだけだから。


ただ、成長する我が子を眩しく見つめて、あげて、聞いてあげて、理解してあげるだけでいい。


と、私は去年の自分に言いたいです。


いや、これから二人を連れて日本へ一人で帰る自分に言い聞かせたいです。


心の声:

ああー二人を連れて一人で帰国はマジ、不安。

飛行機の中で、泣き叫んだ日には、、、あそこの親、泣きやませろ〜!と思われる。

どんな教育しているんだ?と白い目で見られる。


インスパイアを受けるどころか、体小さくなる思いぜよ。


我が子よ、頼むぞ。


さあ、日本行きの準備をするか!




モノクロから虹色へ






Featured Posts
Recent Posts
Archive
Search By Tags
Follow Us
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page