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パブロフ

ある日、友達から電話が来た。

友人:『友人がね、旦那さんにHな事で相談したの。

 そしたら、旦那さんが、自分のHで楽しくないなら良い所に連れて行くって言って

 乱交パーティーに連れて行かれたの。

 わたしの友人はそれに辟易して、離婚したのよ』

私:『そうか、それはお互いに可哀想やったね。

 だって、旦那さんはさ、きっと奥さんがHで楽しくないから、喜ばせようと思って

 連れて行ったんだろうけど、奥さんはHを通じたココロの繋がりが無いってことを

 伝えたくてHについて相談をしたかったのよね?』

友人:『そうそう!』

私:『でも、それだったら、きっと彼女が初めて彼とHをした時に、

 私は感情のつながりがなければHをしないわよって、教えてあげたのかしら?

 それとも、感情のつながりなく、Hをしたのかしらね?

 もしも、感情のつながりがない状態でHをしていたら、

 男性って“感情のつながりを欲している”なんて想像もつかないかもね。

しかもその時に、気持ちがいい振りをしていたら尚更、

それが欲しいんだと思っちゃうかも。

 ってことは、初めからHの扱い方が間違っていたんじゃないかしら?

 もっと繋がりが無いと足を開かないわよって言えてたら良かったかもね。

 ほら、男性って、優しいから一度喜んだものを毎回買って来てくれるじゃない?

 これが好きなんだろう?!って。

 うちの父なんてまだ、ポケットからひからびた、クルミを出して来て

 食べるか?なんて言うんだよ。

 そんな何ヶ月も入っていたもの、食べないっしょ!

 でも、私が子供の頃に父がくれたクルミを喜んで食べているんだよね。

 だから、その思い出を覚えていて、まだくれるんだよ。』

友人:『確かに。Dr.パッドも言っていたものね。

 本当に自分が安心や手に欲しい物が入るまでは、足を開くなって』

私:『いや、表現にちょっと語弊があると思うけど、、、、ま、そうよね。』

娘が出来たら絶対に性の話をしようと思う。

モノクロから虹色へ

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