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ひねりだした結果

ボールを使ってカラダの筋肉に働きかけ

骨を刺激してカラダを元の位置に戻して行くヒーリング方法の

ヤムナボディーローリング(略称:ヤムナ)。

毎年、リサートと言って一度資格を取った方が続けて

勉強出来る機会があります。

今年もNYでその機会がありました。

今回のヤムナのリサートで学んだのは

『側湾症』についてのアプローチでした。

考案者のヤムナゼイクが、

ずっと温めて来た内容だと言っていたので、

どんな内容かワクワク。

60歳になっても常に考案し続ける姿には

尊敬の念が毎回出ます。

結果的に今回は本当にしんどかったです。

何がしんどいかと言うと、カラダを一日中捻り続けたから。

とにかく背骨を『雑巾絞り』の様に使って行く。

そうすると右側は捻りやすいけど、

左側は捻りにくいなんて事が出て来る。

側湾症の人のためのクラスだっていうネーミングですが

私自身に必要な内容でした。

確かに、首を右にかしげた方が寝やすい。

寝ている時に、カラダの左側を少し浮かした方が楽な感じがする。

そんな風にして、気付かないうちにドンドンと

カラダって偏って行くんだよね~

なんて感じていながら、このひねりはどうしたら良いのかしら?って思って過ごしていました。

人はみんな癖を持っている。

その癖が強くなって行くと、歪みが出て来る。

一定に捻られた感覚で物事を見る事しか出来なくなって来るんじゃないか。

ヤムナさんが言っていました。

『そのパターンを壊して、

まっすぐに戻して行くとカラダのエネルギーが流れる』

って。

捻りにくい方向の固まった筋肉を徐々に動かして行くと

とにかく翌日筋肉痛。

かったるーい、クラクラする。。。

でも、カラダが色んな方向に動かしやすくなっている。

そんな収穫をもって、ロスへ戻りました。

早速クライアントさんにシェアしました。

胸にボールをあてて、カラダを捻って。。。

『何やってるの?私たち』

初めはそんな言葉から始まりました。

わかるぅー

今までに置かれなかった状況を理解するのは時間がかかります。

捻って下さいって言っても『は?』って言われる。

だって、そっち方向に捻る癖がないから、

捻ってって言われると脳と神経と筋肉がつながらない。

で、最終的に

『何言ってんの?』って発言になる。

そこでゆっくりと手でガイドしてあげる。こっちだよーって。

すると、なんとなく固まっていた筋肉がほぐれ始めて

やろうとしている事を認識し始める。

あーなるほど。。。。みたいな。

土曜日の朝8時。

毎週カラダを良くしたくて通ってくれているクライアントさん。

痛みだったり、不快感を示すのは足。

毎回足を色んな視点からワークするけど、

私はなんかスカしている感じがしてた。

なんかがっちりハマっていない感じ。

なんだろう、この上滑りな感じは。

そんなジレンマを感じていた。

そして、NYから戻って来て

彼女のカラダで一番強い所の胸に今回のワークをあててみた。

すごく抵抗を感じる。

筋肉が強い事だけではなく、最後の砦に愛が入った感じがする。

ずっと彼女のカラダを触って来たから見えてくる物がある。

彼女の中で強さを象徴していた部分の胸。

痛みも何もないけど、一番の急所だったようだ。

終わってから、仰向けになった彼女が

ボロボロと泣き出した。

『呼吸が出来る。。。。』とだけ、言って。

“Amazing Amazing “と何度も言ってた。

自分のカラダが「自由」になった瞬間に

溢れるパワーがある。

まさしく、

ヤムナさんの言う『エネルギーが通る』という奴なのだろう。

ひねり出した結果、身体と自分が一体化した感覚。

外から見ていても感動的だ。

モノクロから虹色へ

 
 
 
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