耳が突然聞こえない

今月の頭に一通のメッセージが入りました。

ここ1ヶ月弱耳の調子が悪くて病院でも原因不明とのこと、聴力は回復してきたのですが激痛が度々襲ってきて集中が中々出来ない状態でいます。

彼女は私のクラスを過去に受けてくれた方なので

とても気になりました。

土地が離れていることもあり、

遠隔で彼女のカラダに聞いてみていいかどうかを確認した所、

本人からオッケーが出たのでチェックしてみました。

その時に出た反応は

筋反射テストによると、感情面から出ているみたいで

『私は過去の家族にまつわる罪悪感を手放します』

という事に関わっているようでお伝えしました。

その後、今度は

『症状に少し変化あったかなと喜んでいたらまた酷くなったりを繰り返しています。。イズミ先生にもし時間があるときがあればIHを受けてみたいのですが可能でしょうか？

原因不明なのでしっかり向き合ってみたいと思っています』

との事でしたので、Skypeでのセッションをする事にしました。

私のセッションに来る方は、

『治したい』という気持ちと

『自分と向き合い、自分に責任を持つ』という方ばかりなので

とても私の信じる所と合っています。

私自身が、色々な医者を駆け巡って治そうと翻弄してたとき

最終的に分かったのが

『自分の生き方に責任をもって、自分と向き合う事』

でした。

さあ、彼女Aちゃんのセッションが始まりました。

課題は『耳について』です。

２ヶ月近く全く聞こえないときもあり、

よくなってきても痛みがまして、カラダを休めても治らない。

耳の周りが特に痛く、締め付けられる感じがすると。

寒い所に行くと余計に痛い。

という状態でした。

そんな中、『諦めたくなっちゃうんです』と言う言葉に反応。

そこからAちゃんが自分の環境をお話ししてくれました。

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私は人のカラダをケアする仕事なんですけど、

『治してあげたい』と思うんです。

でも、自分が凄く頑張っていても、相手に伝わらないこともあって。手をかけすぎちゃうのかな。

それが家で爆発して。。。

旦那さんに家ではサポートをしてもらいたいですし、

家でリラックス出来る環境でいたいです。

私の為に何かをしてくれる気遣いが欲しいです。

旦那は、仕事をしてなかった時期があって、

彼の価値観と私の価値観は違うッて言うか。

考えたくないから、仕事の方に集中したんですけど。

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なるほど。

キーワードは出て来ているのですが

どうしても旦那さんが問題だと言う風には筋反射では、でない。

友達として聞いていたら

『おい、旦那さん働いてくれないの、しんどいよね』

なんて言っちゃうけど、

カラダはそこに反応をしない。

そして、そこから出て来た言葉は

『私は、疑いを手放し、信頼の中にいることを自分に許可します』

というもの。

するとAちゃんは

『旦那さんが今変わりつつあるんです。仕事も始めましたし。

　でも、そんな彼に対して

　”どうせちゃんと出来ないでしょ”とか

　”どうせ続かないんでしょ”とか

　心のどこかで思っています』

ふむ。。。。そして、もう一度カラダに他の言葉が必要かを聞きます。

『選択をする』

『今変わりつつある彼を信頼することを選択する』のかな？

と言うと

すごく不満そうなカオ。納得いかない表情。

困っちゃったねー

何を選択するのだろう。

そうしていると、外で雨が降ってきました。

『５分ちょうだい！』と言って

開けていた窓を閉めに家中をパタパタと走り回りました。

そして、Skypeの画面に戻って来ると

Aちゃんがポソリと『任せる事なのかな』と言います。

筋肉ビンビンに反応。

えーこの窓を閉めている間にどんなプロセスが彼女の中にあったんだろう？と思う程。

『任せるってどういう事だろう？』

とつめて行きます。

『言った通りにやる事だと思っていました。』

それってAちゃんが成長する環境で学んだ事なんかな？

でも、言った通りにやることをするって、奴隷じゃないんだし。

と伝えると

『親の言った通りにやらないと、

　なんでこんな事も出来ないの？と言われたり、

　手が出る事もありました。

　兄弟が多かったので、

　誰か一人が死ねば良いのにと言われた事もありました。』

それは任せた事なのではなく、

奴隷としての命令です。

じゃあ、本当の任せるってなんだろう？

Aちゃん

『結果がどうであれ、やれるってことだと思います。

その結果でありと受け入れる事です。』

私『そうすると、どうなる？』

Aちゃん

『全部自分で背負わなくても良くなります。自分でやらなきゃ何も進まないと思っていたので楽になります』

そんな彼女のゴールは

『任せて、受け入れる事』

でした。

続く