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交通事故


今週頭にうちの犬が車に轢かれました。

ショッピングセンターの駐車場で横断歩道を渡って歩いていると、

車が私たちがみえなかったらしく、駐車場にしてはかなり速いスピードでマフラーの音をけたたましくたてながら、その横断歩道にそのまま突っ込んできました。

私の5歩先をあるいていたうちの犬が車に轢かれました。

もしも私が先に歩いていたら、私が車にはねられていたと思います。

目の前でうちの犬が轢かれた瞬間を見て、凍り付きました。

うちの犬がひかれた後、私は何が起きているのかわけも分からず

運転手を見ました。

20代の若い男性でした。

『どうやって犬がいるのが分かるって言うんだ?!』と笑いながら

独特のアメリカ人のする両手を天にあげながら、肩をすくめるポーズをしていました。

笑っている表情にもっと私はわけが分からなくなって

彼の顔を凝視していたんだと思います。

すると今度は『どういう目で見ているんだ!』と彼はどなりました。

そして、向こう岸にいた老人の方が、

『あんたが犬を連れてくるのが悪い!』と私に向かって怒鳴りました。

ここは犬同伴オッケーのショッピングセンターなのに、

あれ、あれ、あれ???何が何だか分からず、フリーズした状態でいた時に、

『ほら、だからオレは悪くないんだ!』とまた笑いながらいう運転手。

後ろから、

『誰かこのわんちゃんを捕まえてあげて!!!』と大きな悲鳴が聞こえたので

ハッと我に返り『ジェイミー!!!』と叫んで探し始めました。

うちの犬は、ひかれた瞬間に起き上がり、アドレナリンが放出したのか

気が狂った様にあっちゃこっちゃ、ぐるぐると走り回っていました。

ジェイミー!と呼んでも、止まらず逃げ続ける彼女

ようやく抱きしめた時には、ガタガタと震えが止まりませんでした。

その場で歩道にしゃがみ込み、

『We are OK. We are OK. We are OK.....』

と自分、そして、ジェイミーに呪文の様に落ちつくまで話しました。

ジェイミーが落ちついた所で私も深呼吸が出来る様になり

車まで抱きしめながら戻り、すぐにアンドリューに電話をしました。

仕事中なので電話に出ない場合が多い中、奇跡的に彼が電話を取ったので

『ジェイミーが車に轢かれたの』と伝えると

『WHAT ?!!!!!』

と怒鳴る様に叫ぶ彼の声がこだましました。

続く

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