ああ、赤ちゃん返りーLove me Uniquely


赤ちゃん返りとは聞いていたものの

こんなに凄まじいとは思ってもいなかったですよ。。。

赤ちゃんが家族に入ってダイナミックに家族の形が変化していく中

娘だけではなく、私自身もアップアップしていました。

2歳児が赤ちゃんの真似をして

おしゃぶりをするとか

ハイハイをするとか

そんなレベルの話ではないっす。

『赤ちゃんいらない』

『赤ちゃん、バイバイ』

そんなことを口にする娘。

赤ちゃんが生まれて数日後

夜中に突然目を覚まし、赤ちゃんへの授乳中の私をみて

数日間我慢していた感情が一気に放出するかの如く

天を仰いで泣く姿は

親として本当に切ないです。

『わーん、わーん、赤ちゃんいらない!赤ちゃんいらない!!!』

怒りながら、泣き喚きながら、訴える長女に

授乳中で両手が塞がっている私は何もできず

アンドリューがただただ彼女を抱きしめてる姿を眺めて泣くことしかできませんでした。

そして、その感情のやり場がなくなって、しまいには、赤ちゃんを叩く娘。

その間に見せる彼女の虚な寂しそうな表情。

他のお母さん方に聞くと

『うちはそんなことなかったよ』

という大半の声。

もちろん、そこから『私の何が悪かったのかなあ』と

自問自答にハマるネガティブスパイラル。

なんでもいーよいーよと言っていた私は

何がよくて、何がダメなのかがよくわからない実情。

叩くことは悪いことでも、その叩きたかった理由はよくわかるしという始末。

ああ、このまま長女と次女が仲悪くなったらどうしよう。

そんな風に今の現実から未来を決めつけるのも、ネガティブスパイラルの一つ。

『あなたのあり方が、今後の姉妹のあり方に大いに影響がある。』

教育学部だった私の耳には、

そんな声が大学時代の教授から聞こえて、こだまします。

神様、アンサーを頂戴。

いつも自分が答えが欲しいときには、そう投げかけるんです。

すると数日後に答えの切れ端がやってきました。

赤ちゃんの検診に行った時、

ドクターが教えてくれました。

この本を読むといいわ。。。と。

その本が私にはヒットでした。

それは、こんな内容から始まります。

『兄弟がライバルになる時というのは、

 しばしば、親は理解できません。

 どんな親でも、兄弟には仲良くして欲しいと思うものです。

 ただ、まずは、その子たちの立場に立ってみてください。

 あなたは、旦那さんと結婚生活を楽しんでいました。

 いつも旦那さんは、あなたを優先し、あなたの喜ぶことをいつもしてくれます。

 いつもあなたにアテンションをかけ、あなたに寄り添ってくれます。

 ある日、その旦那さんが、新しい妻を連れてきます。

 自分よりも若くて、可愛くて、華奢で、いかにもヘルプが必要そうです。

 そして、旦那さんが言います。

 ”今日から、この妻も僕にとって大事な妻だから。よろしく。仲良くなってくれよな”

 この若い妻が泣けば、旦那さんは一目散に飛んでいきます。

 この若い妻はいつも旦那さんに抱かれています。

 あなたがハグをして欲しいというと、旦那さんは言います。

 今まで君のことをずっとハグしてきたんだから、十分だろう?と。

 若い妻がアーンしてと言います。

 旦那さんは何も考えずにご飯をあげて嬉しそうにみています。

 あなたがアーンしてというと、もう自分でできるだろう?と言います。

 そんなことが続いたある日。

 旦那さんが言いました。

 ちょっと仕事の都合で一日家を開けるから、若い妻の面倒をよろしく。

 悪びれもせず、申し訳なさそうにもしていない若い妻が

 あなたの事を見つめます。

 さあ、あなたはどう感じますか???

 そして、 どうしますか?

 長女長男の気持ち、わかりますか?』

私の個人的な理解を書いたんですけど、

そんな内容でした。

そのアナロジーに吹き出しながら笑いつつも

いやいや、すごく嫌でしょ。。。。

と同時に思いましたね。

そして、叩いちゃうのも無理ないわ。。。。と。

でもやっぱり叩くのを容認するわけには行かない。

では、この妻はどうだったら、気持ちよく若い妻と仲良くできるのだろうか???

いや、子供同士に対して親はどんな風に対応をしたらいいのか?

そんな疑問に対して、この本は進んでいきます。

とても興味深い内容で、

オーディオブックで、昼寝や夜間の授乳中に聞いていました。

その中で私が一番なるほどなと思ったのは、

Love Equally ではなく Love Uniquely という点でした。

大体の親が平等にしたらいいと思いがちでしょう。

平等に扱っていたら、子供は納得すると。

お菓子の量を平等にする

子供にかける時間を平等にする

話しかける時間を平等にする

買い与えるものを平等にする

でも、それはエンドレスです。

そしてこんな例えが出てきました。

『子供が聞きます。

 ママ、もしも、私と妹が同時に海で溺れていたら、

 どっちに先に一個しかない浮き輪を与えて助ける??』と。

この状況で平等を重視して答えるのは至難の技です。

『両方とも同時に助けるわ』

そう言っても子供はなかなか納得しないものです。

平等を与えているのに。。。

そして、本の著者はこう書きました。

一人一人がユニークな存在だと扱ったとしたら、何て声がけをするでしょうか?

『私は、あなたがいなくなるなんて想像をしたくないわ。

 あなたはとっても私にとって大事な子供ですもの。

 浮き輪があっても、どんな事をしてでも、その状況になったら

 あなたを助けるわよ。

 ママは、あなたの歌声を聴きながら、お料理をするのが大好きなの。

 ママは、あなたの寝息を聞きながら、隣りで本を読むのも大好きなの。

 だって、とっても可愛くて私が安心するのですもの。

 そんな愛おしいあなたがいなくなるなんて考えることなんてできないわ。』

と。

この際、妹は関係ないのです。

ただ、子供が自分が愛されているのかを知りたいだけなのです。。。と。

なるほど!!

全ては愛の表現。

だから、娘が赤ちゃんを叩くのも愛が変形した表現。

そんな風に思っている時に、助産婦のヘイリーから連絡がありました。

『どう?』と。

『いやー赤ちゃん返りにもう心が折れそう』

そういうとヘイリーが

『あのね、うちも2歳離れているんだけど、

 病院で出産したじゃない?

 で、家に帰ったら、上の子が赤ちゃんを見て、

 病院から連れてきたらあかん、病院に戻してこなあかん、っていうのよ。

 それが3ヶ月続いたわ。

 She has to go back to hospital ってね。

 そのうち、二人ともすごく仲良くなって遊んでいるけどね〜』

と。

それを聞いて、

ああ、うちだけじゃないんだなあってホッとしましたね。

それと同時に、ヘイリーの子供への話し方を垣間見る機会があり、

彼女の母親ぶりは、本当にポジティブゲームの連続でした。

『赤ちゃんにおっぱいをあげているうちに、二人でお菓子食べちゃおう。

 パパに言ったらあかんで。二人だけのお菓子にしよ。』

そんな風でした。

私の頭では、ドラマで見た

『そんなこと言わないの!

 なんでそんなことを言うの?!

 お姉さんでしょ!』

って言うのが、定石というか。

きっと、私自身、ヘイリーや小児科医に会っていなかったら、

そう言っていたんだろう

と思います。

子育てをしている中で、頭を悩ますことに直面した時

本なり経験した人たちなりからのリソースで

私はたくさんのことを学んでいます。

『人を平等に扱われるよりも、ユニークに扱われる方が愛を感じる』

これを教師時代に知っておきたかった。

平等に扱うことに、どれだけ神経を使ってきたか!!!

そして、物事を全てポジティブに変換させる方法。

『ダメでしょ』ではなく。

そんな自分がいたら、きっと全部物事を多面的に見ることができるんだろうな。

子供が親を育てる。

私にとっては、本当にそんな気がします。

ということで赤ちゃん返りは、私にとってギフトとなりました。

っていうか、ギフトに変えていくしかないでしょ。

今は、なんだか娘は落ち着いて、赤ちゃんのことを可愛い可愛い言ってます。

まあ、もちろん、赤ちゃんいらないってまだ言いますし、叩くこともありますけど。

でも、子供を通じて

「愛」の表現の具体的な形を学んでいることには変わりないです。

平等ではなく、その人それぞれのユニークさを愛する。

それから、私自身が兄弟仲良く育って欲しいっていうのも、

どこかでエゴな気がします。

二人が尊重しあってくれたらいいなと思いますが、

全く違う魂の質であれば、仲良くしなくてもいいのかなと。

とにかく二人が愛を持って関わり合ってくれたらと願うばかりです。

モノクロから虹色へ

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alphanajosei@gmail.com    Bevely Hills, Santa Monica, San Diego   tel:818-298-7468 イラスト 櫻井乃梨子 from “Art of living magazine”