呼吸と子宮
昨日のブログ（こちら）で、いろいろな個人的なメッセージをもらって、
すでに感動をして、出産を終えた気分の私。
と言うか、その前に
久々にアンドリューと大喧嘩しました。
何もわかってくれてない
こっちは色々とやってる上で、不完全な部分もあるのに
どうして、そんな正しい一言を言うんじゃ！
と、ブチギレて、一度乗った車を降りて、
私はキレながら、「家に残る！」といい
売り言葉に買い言葉で、
『勝手にしろ』
と言うアンドリュー
ふん！
事の発端は、ピクニックに行く前に
時間がない中、洗濯機を回し、娘のランチを準備し、
私はご飯も食べずに、キッチンを綺麗にして、
おむつ変えたり、なんやかんやしてた朝。
出かけるときになって、
あ、洗濯機に洗濯物を入れて、乾燥機に入れるのを忘れてた。
そうおもって乾燥機に入れて、
車に乗り込んだら
「ホームオーナーとして家にいないのに乾燥機を回して、
火事になったらどうするんだ』
と言うムッチャ正しい一言。
その瞬間、
キャパごえ。
お腹も空いてるのに。
この3時間座らず、色々やった上で、忘れてただけなのに。
私、妊婦やで！！！
もうすぐ出産やで！！
それでも、ベストを尽くしてるのに、何よその言い方！
クゥウウと悔しくて、キレた。
ガラージのドアをバタンと閉めた。
背中でアンドリューが車を出して、さっていく音がきこてる。
降りてきて、ごめんぐらい言えや！と思い
ふがふがしながら、ハラワタ煮えくり返りながらも生理現象には勝てず、
「あーお腹すいた」と
冷蔵庫を開けて食べ物を作る私。
ここ二日、赤ちゃんが降りてきたのもあって、
異様に食べれる私。
そうやって、出産前の体力を作ろうとしてくれているなら、
体ってすごいねえと感心しながら、
まあ、娘も犬も一緒に連れて行ってくれたから、
一人の時間を謳歌するか
とモグモグしながら、何をしようか考えていた。
そして、ああ、出産の時に、自分にリマインドするように
アファメーションをプリントアウトして壁に貼ろうと思い立ち
画像検索をして、プリントアウトして壁に貼った。
どうしても、ドューラの言ってくれたアシュリーの
『Let the waves come in 』
と言う言葉を入れたくて探していたら、これしか見つからなかった。
ポーラたち出産チームが家に到着して、
こんなエロ画像を見て、どう思うだろうか。。。
まあ、春画をこんなところに？？とか思うかなあ。
ま、いっか。
なんか、出産はエクスタシーだって言うし、
ここに到達したら、ボーナスやん。
そんな想いで、掲げてみた。
そして、自分の体と赤ちゃんを信じることと思い、塗り絵も始めて見た。
ブログも更新したところで、日本にいる二人の親友からのメッセージ。
『いずみのブログ読んで、大泣きしたーよく気づいたねええ』
そしてもう一人の親友も、
『そうそう、次の痛みが来るまで呼吸で楽しもう！あ、呼吸って、母の身体って、こんなに偉大ですんごいんやー！と改めて感じられるはず～』
と連絡をくれた。
後者の親友は、よく私に、「陣痛には、呼吸やで、呼吸！！」と言ってくれていたけど
私はゴリラの雄叫びしかあげられなかったから、
彼女の言ってくれていることが、その当時の私には、よく分からなかった。
ようやくアシュリーとヒプノバースの話をして、
ああ、彼女が言っていたのは、このことか、、、と。
そして、
もう一言、彼女が言った。
『見ててよぉ〜！
母ちゃん、いくで！！
いいところ見せたるでーーー！！！！
って、一緒にお産に立ち会う娘に言ってあげようや！』
と。
ああ、一人目の時、こんな強い私は存在していなかったなあ。
もうダメだーもう辛いー
ばっかりだった。
痛みと恐怖に支配されてた。
母ちゃん、いいとこ、見せたるでーーーー！！か。
こんな私の側面も、見て見たい！
と言うことで、
腕まくりして、この彼女の言葉も紙に書き出して、壁に貼った。
そしたら、帰宅してきたアンドリュー
ごめんね、って。
もっといずみを理解をするためにはどうしたらいいか？と。
そんな優しいアプローチに対して、
優しくない私は、アンドリューに散々、文句を言って、スッキリ。
夜に、二人で、独立記念日の花火が上がるのを
家の庭から手を繋いで眺めた。
そして、私は、呼吸の練習をゆっくりとしながら
この親友たちの経験したお産が楽しいと言う境地に行ける気がして
ワクワクしている。
モノクロから虹色へ
