謹賀新年
あけまして、おめでとうございます。
1月2日から私はセッションをさせていただきました。
とっても素敵なセッションで、
「一年が素敵な始まりとなった!」
と嬉しい仕事始めとなりました。
さて、今日、私の家にセントラルエアコンが入りました。
家中が暖房になったり冷房になったりするものです。
ここ最近、すごくサンディエゴは寒くて、私たちはストーブのような小型のポータブルヒーターの前で暖をとることをしていました。
赤ちゃんは昼寝をするときは、ブランケットでぐるぐる巻きにします。
アンドリューが
『寒すぎる。寒すぎる。もうエアコンを入れよう』
と言い出しました。
この彼の言葉を何回かスルーしていましたが
いよいよ『家にセントラルエアコンを入れるのはどうだ?』というので
『いらない、いらない!
私はね、家中を暖めるってことは、私たちがいない部屋も暖めるってことでしょ?
暖炉だってあるんだし。一年の大半が寒いシカゴとかじゃないんだから。』
『でも、外から帰ってきて寒いじゃん。
赤ちゃんだって、鼻をまだグズグズ言ってるし。
君だって、お風呂から出た後、寒い寒いって言ってるじゃん。』
『そんなんだから、アメリカ人は太っているんだよ。(かなりの言いがかり)
あたしゃね、小型のヒーターを持って家の中を歩くことで成長してきたから
そんな暖房のお金なんて、アンドリューいいんだよ。
これから赤ちゃんにお金だってかかるんだし。
100万もするものにお金を使わなくても、小型ヒーターで十分よ。』
すると、ブスッとしてアンドリューが二階に上がっていってしまいました。
布団に入ってからも、彼の背中からセントラルエアコンに賛同しない私に対して
ちょっと不満そうな感じがプンプンしてくる。
ふん、なにさ。
おーさぶさぶと布団に潜り込んだ夜。
翌日友人が家に遊びにきて、
『寒いから、このブランケット足にかけて〜』
なんていって小型ヒーターをえっちらおっちらと別の部屋から持ってきた私。
『いずみんちは、ヒーターが入っていないのね?』
と、きく彼女に、
えへんと胸を張らんばかりに
『アンドリューがセントラルエアーを入れようっていうんだけど、
でも、私は優しさから言ってあげたのよ。
そんなことにお金を使わなくても、私はしのげるよってね。』
と、私はいい嫁でしょと言わんばかりに伝えました。
ただ、彼女の反応は私とは違ったもので、少し間を置いてから
『で、アンドリューはなんて答えた?』
と。
『それがさ、なんだか不満げだったんだよね。
(まったく、こっちは優しさで言ってあげているのにさ。)』
『そう。。。。』
『ねえ、なんか私が感じていることと違うところを感じているの?』
『そうね、、、イズミね、私の視点から言って
もしも、アンドリューもイズミに優しさから伝えていたら?』
『なにそれ??
家が寒いから、ヒーターを入れようっていうワガママにしか聞こえないけど』
『それは、あなたがヒーターを入れるのがワガママだって思い込んでいるからじゃないの?』
おっと。。。。
うぐぐぐ。本当はアンドリューはそう言うつもりで言っていないってこと?
『もしも、
アンドリューがイズミや赤ちゃんの生活をアップグレードしてあげたいっていう
気持ちで言ったとしたら?』
『ええええーそんな感じしなかったけど』
『男性はいつも女性を喜ばせたいっていうのは、あなたも知っているでしょ?
アンドリューだって、あなたたちに与えたいと思っているはずよ。
それをあなたが断ったとしたら、アンドリューはどんな気持ちかしら?』
『うーん、、、、なんか、どうしよ。ちょっと本人に聞いてみる。
でも、100万もどうやって捻出するんだろう??』
そして、私はアンドリューが帰ってくるのを待つことに。
仕事から帰宅したアンドリューに早速聞きました。
『ねえ、昨日、ヒーター入れようって言ってくれたの私が断ってどんな気持ちだった?』
と聞くと
『せっかく、いい生活にしようって提案したのに、それをしかめっ面で反対されて
気分が萎えたよ』
がーん。
『ごめん。ありがとう。ただ、お金は大丈夫?』
『できなかったら、言わないよ。』
『わかった。じゃあ、アンドリューに任せるよ。』
彼が与えたいと思っているものを受け取らないで、
相手のことを、軟弱ねえとか思ってた私って、、、
その晩、私はおっぱいが張ってきました。
寒い中、おっぱいを差し出すものの、寝ぼけた赤ちゃんは飲まない。
こんなにもおっぱいをあげたいのに。
そしてこのおっぱいは彼女にとって良いものなのに、
それを、受け取ってもらえない。
その辛さ。
おっぱい張ってきた〜!!!痛、痛い、痛い
クゥ〜与えても、もらってもらえないって、痛いわ。。。。
朝を待ちかまえたかのように私は早速友人に電話をして
『ねえ、やっぱりあなたが言うこと、合ってたよ。』
と言うと
『イズミが彼に言ったことってね、
あなたはこれぐらいしかプロバイド出来ないでしょ?
アップグレードなんて出来ないでしょ?
て伝えているようなものよ。
そして、私もアップグレードなんて出来る価値がない女だから。。。って。
なんか、そう言うのって貧しい考えだと思わない?
覚えておいたらいいわ。
あなたが受け取ったと同時に、あなたは彼に喜びを与えているのよ。
だから、受け取るも与えるも、同義語みたいなもの。』
ほほ〜そんな風に考えたこともなかった。
さて、数日後には、どこかで調べたセントラルエアーの会社を見つけて
家の中の見積もりを出して、交渉して、翌日の今日には工事が始まり
なんと、今、暖かい家の中でこのブログを書いています。
豊かな考えの中で生きていきたい。
受け取ることをしたら、それって逆に相手に与えること。
愛を循環していきたいと思っている私に、
また新たな発見をさせてくれたエアコン騒動。
今年も愛を循環していくべく、邁進したいと思います。
うううううーまんぼ!(気分の盛り上げ方が古い)
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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