丸みが増す

安定期に入って絶好調なわたしは精力的に毎日お仕事とお遊びをしています。

週末は、ロサンゼルスでクライアントさんを何件も見て、

あーなんて幸せなのだろうかと余韻に浸りながら帰路に着くのです。

安定期で精力的であっても、やはり身体は重たく、

床に座ったところが立つ時に、何か捕まらないと立てないという状況。

歩き方もサイドにえっこらえっこらと歩く自分がたまにもどかしく、

このまま、前に転がって前転した方が早く前に進める衝動すら感じるのです。

その度に、やばいぜ、タイヤ化しているぜと

気を取り直し、ちゃんとお尻に力を入れてまっすぐ歩くようにする繰り返しです。

さて、胎動も沢山あって、この体の中に神さまから預かった命があるのかと思うと

デブ街道まっしぐらもへっちゃらなのであります。

デブの気持ちがよく分かるとわたしは最近独り言を言っているのですが、

昔、元アメフトのアメリカ人の男性と少しの間付き合っていたことがありました。

本当に少しの間だったので、デブになってから彼のことを思い出したぐらい。

と言ってもどのエピソードを思い出したかと言うと

ある日、その彼がスーツを新調すると言うのでデパートに買い物に行ったのです。

その時に、試着室で全身を見ることが出来る鏡の前で

『オーマイガー!!!こんなに僕は太っているのか!!!』

と叫んでいるのを外から聞いたのです。

『えええ?!!知らんかったの???』

そう言ったんですけど、頭を左右に振りながら、

『いつの間にこんなに太ってしまったのだ。。。。』と嘆いていました。

まさしく、この彼と同じことを感じたのです。

毎日この体のスーツに入っているので、少しずつ増えていく体重に慣れてしまう私。

お腹が出ているなあって思っても、食べ過ぎと同じ感覚でいるので、

そこまでじゃあないと思っている。

旦那さんも特に体重増についてはコメントをしないし、むしろお腹を撫でて来るので

このお腹でいいのだと言う免罪符を特別許可でもらって誇らしげになっている自分すらいる現状。

シートベルトがきつくたって

階段上がっただけで息が切れたって

ヨタヨタサイドに歩いていたって

おはぎ6個をペロリと食べてしまったって、

ちょっと、鍋料理の後にシメのおじやが重かった、、、ぐらいの勢い。

さて、そんな私たちがビーチでのんびり波の音を聞きながら、

本を読もうか。。。。

とした昼下がりの一枚の写真。

まじかよ。

この大きな2段腹!!!

どう考えても、ラインから下は赤ちゃんだけど、

ラインから上は否定できないほどの贅肉である。

これを見て、ちょ、、と!!!っと目をまんまるくしている私に、

大丈夫大丈夫と言って、

上半身だけを切りとって『なかったことにした』アンドリューの優しさ。

フォトジェニックなど、写真を操作するこの現代に、あからさまな操作を目の前にした私は、なんだか自分に嘘をついている気がしてしまった。

と言うことで、ここで公開。

この写真を見たら、転がった方が早く進めると言う意味をわかっていただけるだろう。

写真を見て、『オーマイガー!こんなに私は太っているのか!!』と言った昔の彼を思い出した私の心中を理解していただけるだろう。

でも、分からないけど、こんな姿の私も愛おしく思えてしまう。

出産の本をたくさん読んでいると、

私たちは自然の一部なのだと本当に思う。

かつてアーユルヴェーダの先生に

『君は、君の運命に逆らって生きているから皮膚に病気が出ているんだ。

 自然や宇宙の流れに沿って生きなさい』

そう言われたことをふと思い出した。

自然の流れに沿って生きるためには!!!

と躍起になって、探したこともある。

宇宙の流れにのるように、マントラを108回毎朝唱えようと必死になったり

宇宙の流れにそうように、日の出と共に起きようと無理をしたこともあった。

宇宙の流れにそうように、満月や新月にいろんな儀式をしたりもしたっけ。