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男性の心理2


頭に来るぜ〜!!!

と憤怒して二日間話さなかった晩。

一晩目には、私が夜にシャワーを浴びていると

アンドリューが急に『いずみのことをこれからPITAと言おうかと思う』

と言い出しました。

『え?なにそのニックネーム?』

と聞くと

Pain In The Assの頭文字をとってPITAだって。

激怒、むっちゃ激怒。

『そんな風の呼ばれる覚えは無い!!!!!』と。

今考えてみると、

『君は、本当に、めんどくさい奴だなぁ』

というじゃれ合った気持ちで言ったんだろうけど、

頭に来た私は憤慨。

『あたしゃね、そりゃ、100%あなたが望む事をしていないかもしれないわよ。

 でもね、あたしゃね、あたしなりにこの家をちゃんと大切に守っているわ。

 そんな私に文句があるなら、そんな変な名前ではなくちゃんと話し合ったらどう?』

そんな風に詰め寄った。

でも、彼としては冗談で言ったのに私が憤慨しているものだから、

『何をドラマチックに言っているんだ?』

という表情。

最終的にお互いに『ふん!!!!』と言って(私が一人で言っていた感は否めないが)

彼は隣りでいびきをかいて寝ていた。

翌日朝5時半に起きて仕事に行った彼。

私の怒りはおさまらず、昨日いびきをかかれた事も『私に対するdisrespect だわ!』と

鼻息を荒くして、友達の家にチクリに行った。

『もおおおおおおーきいてよおおおおおお』

ジュリーは私に、

『それを言われて辛かったわね。

 ただ、めんどくさいやっちゃなーって言う意味で言ったんだろうけど。

 ねえ、一つ質問していいかしら?

 それを彼に言われたからって、あなたの存在自体は、どうなるの??』

『うぐぐぐぐぐ。どうにもならないけど。

 でも、disrespectだわ!!!』

『って言う風にあなたが自分に意味づけをしたのだとしたら?』

『うぐぐぐぐ』

『なんか、彼の言葉について、自分でシンドイ方向に持っていっているようね』

こういう時に、一緒に悪口に乗らない彼女がとても好きだ。

でも、こういう時に、悪口を聞いて欲しいじゃないの。

ただ、やっぱりこういう時に、

何か自分の心が乱れる時は私の中に気付くべき点がある所に光を差す彼女は、

友達として尊敬をしてしまう。

そして、帰宅をし、アンドリューに会うと、

『でもやっぱり、ゆるせれへーん!』となって無視。

意固地になっているのは、重々承知だが、どう素直になっていいか分からないし、

私のこの怒りに対しての『罰』を与えたい気分。

(こう書いていると本当に底意地が悪いと自分で反省。でも止まらない)

するとその態度にアンドリューはシャットダウン。

距離を置いていくのが分かる。

『ちょっとコミュニケーションをしましょう』

と言って誘い出すものの、

『キスとか、I LOVE uでは済まされへんで!』

と、彼の必殺技も封じる。

で、ドンドンと引いていく彼。

ドンドンと追いつめる私。

『僕は今、シャットダウンしているから、明日の朝、話そう』

そう言ってアイマスクをし始めた。

『Disrespectやああああ〜!!!!』

と憤慨するが、隣りで朝5時半起きで仕事に行ってくれた彼はいびきをかいて寝ている。

私が欲しい物が手に入らない。(彼の「ごめんよ、ハニー」の言葉)

私が欲しくないものしか手に入ってない。(彼と距離が出来て、一人憤慨している状態)

ふむ、これは、なんだか私の方に変化をする必要がありそうだ。

という事で、ふと思い出した、男性心理カウンセラーのリサーチペーパー。

男性が距離を持つ時の理由の一つに

『彼女の中で全て彼が悪いという風に決めつける話し方。』

とあった。

確かに、私は、pitaと言った彼の行動に憤慨をし、

私がいかに正しいかを彼にひつこいまでにトクトクと説明をしながら、

予測出来うる彼の行動を袋小路のごとく封鎖しながら、

自分の正しさを彼に知らしめる事に鼻息を荒くしていた私。

" What do you choose? Right or Love? "

かつて、会話のクラスでそう言われた事を思い出した。

自分が正しさと主張しようとすると、相手が悪者にならざるを得ないので

“Love”はそこには存在しない。

アンドリューは私にとって悪者ではなくてヒーローでありたいのに、

私が悪者にしようと詰め寄るので、距離を置きたくなるのだ。

そう考えたら、なるほど!と膝をポンと叩いた夜12時。

『ハニー私、PITAなんて呼ばれたら悲しいわ。他の愛おしい名前で呼んでちょうだい』

で、たしなめる充分ではないか。

そこで、そんな風に私の事を呼ぶあなたは、間違っている!!!と

こぶしを振りかざした瞬間にこんな戦争になるんだわ。。。。

そう思いながら、なんだか納得して、眠りに入っていった。

翌日、目が覚めると、

『君がそんな風に怒るなんて、思ってもいなかったんだ。

 僕にとって君はパンプキンサンシャインだよ。』

そう言う彼がいた。

パンプキンサンシャインって、なんだよ。

黄色だなあ〜

とココロで思いながら、それでも彼の優しさに、ココロが溶けていくのが分かった私。

自分がすでに正しさではなく、愛を選んでいるからスッと入って来たんだと感じます。

『自分が振り上げた手は本当は、”自分の正しさ”を主張したいだけかもしれない』

自分の正しさを主張すればするほど、愛から遠のく。

その代わり、あった事に対して許す事が出来れば、愛をまた選択する事が出来る。

許す事は愛を選ぶ事。

許せない事は、正しさを選ぶ事。

そんな風に感じたこのイヤな2晩でした。

モノクロから虹色へ

えええ

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