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愛を叫ぶ

(*こちらのクリスタルボトルはこちらのショップです)

ただ見るのではなく、観察してみて。

ただ飲み込むのではなく、味わって。

ただ眠るのではなく、夢を見て。

ただ考えるのではなく、感じてみて。

ただ存在するのではなく、生きてみて。

先週の日曜日、ロスの仕事から自宅に戻ってくると、アンドリューが家にいませんでした。

病院で緊急のオペが入って呼び出された様子。

ようやく戻ったのが夜の11時半。

頭の中でサイレンが鳴り響いているというので、『誘導瞑想を聞きながら寝よう!』

そう提案をして、電話にイヤホンをつけて私は左耳、

彼は右耳にイヤホンを入れて聞こうとしました。

『何もきこえないよ?』というアンドリュー。

彼のイヤホンの方には音楽が流れていないのかと思って、

私の耳にあててみると。。。。

大音量が流れている。

『聞こえない』

そういう彼。

逆に、左耳につけたら聞こえるって。

彼は、耳が遠い。

私の父も耳が遠い。

二人とも話しかけられても、気付かない時が沢山あります。

そんな二人を知らない人は、彼らから無視されていると勘違いをする場合も多々。

アンドリューは、私が日本人らしく口に手を当てて笑いながら話すと

『何を話しているか読めないから、手を外して』とゆっくりと私の手を下に下げます。

何度もセンテンスを言う事もありました。

何回言わすねん!って突っ込んでいましたたけど。

耳が遠い人には慣れていましたたけど、ここまで聞こえない状態だとは思いませんでした。

もしも、彼の聴力が今後、衰えていって、

私の"I love you "が聞こえなくなる時があるのかもしれない。

もしも、私たちに子供が出来た時に息子や娘の言う”パパ、大好き”が

彼の耳に届かなくなる時が来るのかもしれない。

そんな事を考えたら、これから彼の耳に届く言葉は、愛で一杯にしようと感じました。

色んな愛の言葉を彼の耳に今まで以上に届けようと。

それでも、耳がもっと遠くなった時、もしくは、死ぬとき、

私は充分に彼に気持ちを伝えたと思うだろうか?

その時、多分、まだまだ私の彼への愛を伝えきれていない、って思うんだと思います。

こんなに伝えても伝わらないと思うのに、

悪口や陰口やどうでもいい事に言葉の時間を使う時間なんてどうなんだろう。。。

そう思えて来て、

今持っている時間は、愛をいつも伝えよう。愛を一杯ささやこう。

そうココロに深く感じていたら、横でスーピースーピー寝ていました。

アンドリューだけではなく、私に関わる人全てと私は愛ある言葉の交換をしたいと。

そう思って目が覚めた朝。

朝から、あんにゃろー甘いものを食べていやがる。

『ちょっと!!なんでそれ食べてんのよ〜!!!

 朝ご飯食べれなくなるやろ!栄養が偏るでしょ!!!』

あ、あんなに愛をささやこうと思っていたのに。

こんな憎まれ口も愛の表現の一つとしてカウントしようと思います。

モノクロから虹色へ

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