top of page

父と母、そして、旦那と私


日本に帰国をしました。

10月に両親がサンディエゴの家に遊びに来てくれたので、

『久しぶり〜』という感動的な出会いは無かったけど、父は起きて待っていたみたい。

眠い眠いと言いながら布団にくるまって、ぐっすりと寝て目覚めた今朝。

父は朝から病院に検査があるようで、着替えをしていました。

母もまた、髪の毛を染めに行くという事で準備をしていました。

そんなバタバタした朝を横目で見ながら朝ご飯を食べていた私。

すると父親が

『お母さん、この洋服でいいかな』

すると母親が

『いいんじゃない』

そして父親が

『お母さん、このズボンはこんな感じで良いかな』

すると母親が

『いいんじゃない。あとは、ねずみ色のVネックのベストを着れば』

そして、父親が

『お母さん、ベストはこっちで良いのかな?』

と赤色のVネックを持って来る。

(内心、さっきネズミ色って言ってたやんと少し苦い気持ちになる)

すると母親が

『いいんじゃない、そっちでも』

(おお、結構寛容やん)

そして父親が、

『お母さん』

(又、言った!!)って思っていると

母親が『もう、なによ!!!!』

ってキレてた。

超ウケる。

今までの私は、うるさいな〜なんて思わなかった。

お父さん可哀想って思っていた。

そんな扱いをしなくてもいいじゃんって、母に対して思っていた。

でも、今朝は全く違ったね。

父親がアンドリューに見えて、母親が私に見えた。

アンドリューも沢山質問をしてくる。

私が自分の事に集中している時に限って(と思い込んでいる)色んな質問をしてくる。

知らんよ〜自分で考えてよ!ってよく、ぷんすかしている。

あとから後から、一杯質問して来て、「もおおおおお〜!!」ってなる。

うちだけかと思ったら、こんな近くにそんな会話をしている夫婦がいて、超ウケる。

テレビで「この人はなんでこんな風な発言をするんだろうね」っていわれても、知らんがな。

「あの鍵どこにやったっけ?」って言われても、あんたが置いたんやろ、知らんがな。

「ジェイミーはどこにいるんだ?」って、私が今まで料理しているの見ているよね。。。。

犬がどこにいるかなんて知るわけないやん。

「サーモンの焼き加減はどうか?」って、ソファに横になりながら聞いて来た。こっちが洗濯物を干しているのに。だったら、自分でオーブン開けてチェックしてよー!!

『私は、ブッタじゃない!全部の答えを知らない!何もかも私に聞かないで〜!!』

って言ってぶちぎれた事もしばしば。

でも、聞いて来た本人はのほほんとしている。

そして今朝の両親の会話。

なんだよ〜私とお母さんだけが「相手の質問に真剣になって全部を答えないと!」

って思い込んでたけど

質問してくる方は単純に甘えているだけかと。

現に、もうなによ!って言っていた母親の解答に、ペロって舌を出してニンマリしていた父。

そして、鬼から逃げろとばかりに、すたこらさっさとタンスのある部屋に退散して行った。

悪びれた感じが全くない父。

そういう会話の方法をしてコミュニケーションを取っている気になっているのか?

色々と考えうるけど

今の私には、客観的になって見えて来た甘い事実。

もう、うるせえって思うのではなく、

『どうしてかしらね〜。あなたの頭脳に任せるわ』

って言ってみることを実験してみよう。

あと数日、家で時差ぼけ直し、体力をばっちり回復させて、講習会に望みまーす。

モノクロから虹色へ

Featured Posts
Recent Posts
Archive
Search By Tags
Follow Us
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page