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先端恐怖症の克服

マチルダによるインテグレイティッドヒーリング in LA のコースが終わりました。

最終日、学ぶ事の一つに ”恐怖症”があります。

高所恐怖症とか閉所恐怖症って言う様な内容です。

生徒さんの一人が、先端恐怖症だと。

フォークをマチルダが出すと、それを見て話すだけで汗が出て来る彼。

カオを伏せて、いやいやとします。

目の近くにフォークが来ると、怖くて全身がこわばるようです。

クラスの中にいる心理カウンセラーが何度か

『子供の頃に何か有ったの?』

と聞いて行きますが、

本人は分からないと言います。

ただ、怖いんだ。

そんな中、マチルダが、彼の丹田とつながらせる行程をします。

そして、丹田とつながった後、『ほれ』って感じでフォークをカオに近づけると

『あれ?』『あら?』

ってじっとフォークを見つめます。

それで、先端恐怖症が治っちゃいました。

ものの15分位?

この行程を見ていて、すごく興味深かったんです。

心理カウンセラーの人は、過去の原因は何だったのか?という事に焦点を当てます。

職業柄、気になるんだろうと思います。

マチルダ曰く、それが心理カウンセラーが長年フォーカスをしている事だから。

原因と結果論。

だから原因を探す事に力を注ぐと。

でも、マチルダは、

『クライアントさんが欲しているのはフォークに対する恐怖を無くす事で、

 原因を探す事ではないから』

って言うアプローチです。

いわゆる、過去は関係ない!って言う、今注目のアドラー的な考え方に近いです。

近いって言うのは、なぜかと言うと、私の観点ですが、

過去を全て排除する必要は無いというアプローチだからです。

必要であれば、潜在意識がそこを思い出す様に伝えて来る。

でも、絶対に原因を追求する必要は無いんだって言うアプローチです。

合理的だわ。

目の前で15分の呼吸法であんなに冷や汗をかいていた彼が、

目に自分から近づけてももう大丈夫だなんて。

本当に私たちの世界はどうとでも変化出来るのね。ほんと。

それがマチルダの伝えたかったメッセージなんだろうなって毎回思います。

最後のメッセージでマチルダが

『5ヶ月前に、大変な事が起こってその時は深い悲しみでボロボロだった。

沢山、ヒーリングをして、ワークをして、私は今、面白いって思う事を見つけられるし、楽しい事できるし、大笑い出来る。

どんな事が起こっても、私たちは、立ち上がり自分の人生をまた進む事ができるのよ』

と。

もちろん、今でも二人で話すときはいっぱい泣くし、

彼女自身を失ってしまう事もある。

だからと言って、笑う事を封じたりもしない。

全ての感情にアクセスが出来る彼女って本当に凄いと思う。

過去にあった経験も大切。

その上で、

”今どんな選択をして生きるか”

を身をもって教えてくれるマチルダの姿は

とても美しいと思いました。

モノクロから虹色へ

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