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ひとのせいにしたい

今日のクライアントさんは

『自分がこれだけ正しいのに分かってもらえない』

というお題で来ました。

正しさを主張するのは疲れます。

自分が見ている現実世界と相手が見ている現実世界が違うから。

これは、子宮のクラスのグラウンディングの中で

潜在意識のお話をしますが、

この世界が違う事がまあ、沢山の妄想クラッシュ(お互いの世界が噛み合なくて喧嘩になる)を作り出します。

とりわけDoing Good だと、ここにハマりやすくなります。

なぜならば、Doing Good は正しさを求める所に行きつきやすいから。

でも自分にとって良い事をしていると思っても、

相手にとったらありがた迷惑なんてよくあります。

ほいで、こちらとしては良い事してやったのに!って鼻息ぶうぶう

あちらとしては、余計な事しやがってと血管ブチギレ

そんな彼のセッションで出て来たカードは

” 自分の見方を分かってもらえなかった時に、

 相手が間違っていると言い負かそうとしたり、

 自分の何が悪かったんだろうと思うのを止めなさい。”

というもの。

げえええー超分かる。

私も、先日

『ハニー、ここにもタマネギの皮が落ちてるよ』

とあり得ない所に落ちていたタマネギを拾って

即座に『私のせいじゃない!』と自己防衛にはいった私。

『単純にタマネギが落ちていると言っただけなのに』

と言うけど

『いや、アンタは私に対して責めていたね。

 私がタマネギを落としたと責めた!』

と言いがかりが止まらない。

ただ、頭の片隅でもしかしたら、あの時に落ちたのかもしれない。。。ともよぎるが、

『犬が運んだに違いない』

という誰かのせいにして終わりたい衝動が止まらない。

私はこんなにも一生懸命にお料理をしているのに、責める気?!

と戦闘態勢が止まらない。

単純に『そうね、タマネギが落ちているわね』と言えば良いのに

私の『何かをしなければ!』発動機が稼働中。

Doing が思考の根底にあるとすぐにこんななっちゃう。

さて、

彼のセッションは『正しさが分かってもらえない』という所。

正しいと分かってもらえたら何が得られるのだろうか?

『愛されていると思って、ホッとします』

では、愛される所が本来の目的なんですね。

『はい』

Love(愛)をとるか、 Right(正しさ)を取るか。

愛されたいが為に正しさを主張して

愛から遠のいて行くって悲しいですね。

自分がミステイクを犯したら

人から愛されなくなる。。。。

この恐ろしい妄想/信念体系は手放した方が得な様です。

『タマネギが落ちているわね、きゃは』

といってみようか。

あー口がひん曲がりそうだ。

正しさを主張するかわりに、なんて言おうか。

ま、愛を取ると言う事は、、、、むむむむむ。

『タマネギって愛しいぜベイベー』か?

ちょっと方向性が違っている気がする。

ーーーーーーー

そう言えばクライアントさんは

『相手の真意を聞いてみる』が

これからのゴールとなりました。

頭の中の妄想が始まる前に、

目の前の人の真意を聞く一瞬の呼吸が必要なんだ、、、

私も今度、タマネギを見つけた彼の真意を聞いてみようかと思います。

*落としても拾う気持ちゼロ、きゃは!

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