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表情が硬い女性


(*朝子供たちが出かける時はいつもこのユニコーンをかぶって見送る。人生は楽しいのだ!と言うことを伝えたいが、目の下のクマや二重顎、気になるぜ。)




「あの人って何を考えてるかわからないよね。」


そう言われている女性がいた。


確かに、笑って話しているけど、その言葉が本心から出てきているのか

イマイチ、よく分からないのが伝わる。


ふとした瞬間の目がくすんでいるように感じることもある。



5歳の男の子を育てている彼女は、疲れているのだろうか。


そんな彼女とアイスクリームショップで、バッタリ会った。


「Hi! How are you ? 」


彼女のいつもの始まりのトークはワンオクターブ高い、この言葉で始まる。


子供たちだけで外に出て遊び始め、店内には私たちだけが残った。


本心から話さない感じがするというのは、

彼女がどういう人か掴めないということ。


わたしたちの間は、子供の会話で満たされていたのだと改めて気づくほど

シーンとした。


そして、珍しく彼女の方から、話し始めた。



「あなた、何の仕事をしてるの?ヨガかなんかだっけ?」


「ううん。ピラティス。でも、他にもやってるの」


「へー何を?」


あまり、関心がない様子の「何を?」のトーンが

若干、どこまで話そうかなという感覚を私にもたらしながらも

私は


「あのね、子宮のことについて教える仕事もしているの」


と話した。


(子宮のことなんて、そんなマニアックな話、興味がないか)と思ったが


ちょうど前日に

この秋から始める『生理を整える30日間のワークショップ』についての事案を

スタッフと話していたので

子宮のことが一番初めに出たのかもしれない。


そんなことを思っていると

彼女が

「それって、不妊とか?」


と質問してきた。


相変わらず興味なさそうなトーンだったが



「そうなの。子宮における様々なチャレンジな状態をケアする仕事なの」

と伝えた。


「へー例えば?」


「そうね、生理の血って毎月くればいいと思っているでしょ?

 でも、違うのよ。

 生理の血の色が色々と私たちに教えてくれるの。


 生理の血の色で、自分が先月どんな状態だったか。


 私は、多分だけど、昔のままの生理だったら

 きっとこの子たちは授かれていなかったかも」


そんな風に外で鬼ごっこをして遊んでる子供達を見ながら話した。



すると

虚な目の彼女がボソリと


「私ね、I V Fであの子を授かったの。

 でもその前に、何度もうまくいかなくて、魂がクラッシュしたわ。魂がクラッシュしたの。本当に」


と急に彼女の深い過去を教えてくれた。


そこに

「Well... good thing is I conceived him...」

(まあ、いい知らせは彼をみごもれたことよね)


と付け加えた。


その言葉の順序に、私は、心がざわついた。



私は、ゆっくりと慎重に言葉を重ねた。


「私が知る限りでは、IVFってさ、子供を身籠るだけじゃない。

 その前に、ホルモン治療があって、薬を飲んだり、排卵を促したり、

 卵子を摘出しり、子宮内膜のためのピルを飲んだり

 自分のコントロールが及ばないところでのたくさんの準備をしたんだと思う。


 それも本当に体と心への影響を沢山及ぼしたことだと思う。


 本当によくそこを通過したと。。。」



と、言葉に詰まった。


言いながら、改めて、どれだけの過程を踏んできたことだろうかと想像をしたら

安易に言葉が出なかった。


彼女は節目がちに

「そうなの。わたしたち夫婦の中でも色々あった。

 子供を身籠るために、危機もあった。

 ただ、子供を授かりたいだけなのに、7年間、本当に色々あった。

 だから、ようやく出来たと思ってたのに、うまくいかなかった時は、私の魂はクラッシュしたわ。」


そう言ってまた

「でも、また別のIVF で子供が授かれたから、もう、それでいいの」


と会話を終えようとした。


私は彼女に

「もちろん、授かれたことはそれでいいことなんだけど、

 私は、母親がそのホルモン治療でそのIVFの過程での心のアフターケアも

 私は大切なことだと思うの。

 

 その後の、あなたの体調はどう?」


そう話してる最中に子供たちが入ってきて「ママーお水ー」と遮り、

そのまま外に連れ出される流れとなった。


ずっと私の中にこの違和感は残っている。


子供を授かる工程にチャレンジをした人、子供を出産した人の中で

PMSがひどい人、笑いたいのに笑えない人、何もないのに涙が止まらない人、絶望感が止まらない人。



もちろん、何の影響も及ぼさなかった人も見てきた。


どんな反応も起こりうるだろうと思うけど、


「子供を授かったんだから、それぐらい我慢しなさいよ」


という目に見えない暗黙の了解に違和感を受けてきた。


今まで見てきた、そう納得をさせてきた女性たちの顔を思い出した。



「これをもらえたんだから、文句を言うな」



そんな感じが否めないほど、

女性のその後のアフターケアってどれぐらい蔑(ないがし)ろにされているのだろうか。




彼女の「魂がクラッシュしたの」

その言葉が私の耳にずっと残っていた。


私は、タイミングを見て

彼女の隣りに立って子供に目線を送りながら言った。


「As a woman, thank you for staying powerful to go through this hard process and thank you for being vulnerable,too。」

(一人の女性として、お礼を言いたいの。この過酷なプロセスを通り抜く力強さを持ってくれてありがとう。そして、そのことで心の傷つきやすい部分も話してくれてありがとう)


彼女は笑いながら俯いた。


彼女の魂は、100%統合しているのだろうか。

それとも、その時の経験で彼女は魂100%じゃない状態で、毎日を何とか過ごしてるのだろうか。


私が子宮のマッサージを学んだマヤ文明のシャーマンは

女性が子宮に関わる事で心を痛めた時、彼女の魂が分裂してしまうことがあると言った。


出産、中絶、性行為、流産、母親との関係、父親との関係、友人との関係、、、、など。


その魂のかけらを探しに、マジックマッシュルームを吸って、別の次元に旅に出るというのを

聞いたことがあったのを思いだした。




そして、帰宅する時間が来た。



じゃあね


そう言おうとすると、彼女が突然両腕を広げてきた。

初めてのことだった。


いつもはクールにサッと逃げるように帰る彼女が、腕を広げてる。


私は彼女のハートに自分のハートを重ねてぎゅっとハグをした。

その強さに驚いた感じが一瞬あった後、彼女も私をぎゅっとハグした。


女性のナチュラル状態は笑顔だ。


笑顔じゃないなら、きっと何かがある。


彼女の笑顔を曇らせる何かが。


それをほとんどの場合は、蔑ろにされる。


女は愛嬌なんて言葉が、変なプレッシャーに変わることもある。


だからと言って、男性にそれをわかってほしいとは思わない。


女性の体のことだから。



ただ、女性が笑顔を曇らせたことがある時、

我慢する、無かったことにする、何とかその痛みが消え去るのを待つ。


それ以外の方法があることを私はもっと伝えたいと思う。

それ以外の方法で、力を取り戻すことができることをシェアしたいと思う。


そして、その手に入れる方法は、男性でも医者でもスピリチュアルヒーラーでもない。

自分の体を自分が見てケアしてあげるとういことだ。


その先に

女性の笑顔が世界平和をもたらすと信じているから。




今回、生理を整えるオンラインワークショップを開催することにしました。


カリフォルニアは、10月19日からスタート。


毎日メイルで子宮のワークの仕方を伝えます。

毎日10〜15分、自分のための時間。


特別で最高のセルフケアの時間にします♡


詳細は追ってブログやニュースレターでお知らせします。












モノクロから虹色へ






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