次から次へと
先週の水曜日。
家族でパンプキンパッチに出かけたものの、
夜から、急に、いつも笑っている「うんこ」という絵本を怖いと言い出した長女。
どうしたんだろ?
と思っていると
夜中に泣き叫び、「ママーモンスターがくる!」と言い出す。
体を触ると、驚くほど熱い。
アンドリューもその声で起きてきて
彼女を交互に抱きしめながら、大丈夫だよと話す。
翌日から咳き込み始めて、鼻水ダブルで出している。
でも、たいてい、彼女は健康だから、2日ぐらいで熱がおさまると思っていた。
コロナにかかった時でも、けろりと二日後にはしていた。
そんな彼女が、実は7日間、熱が出たり下がったりした。
咳もひどい。
ゲホゲホという咳が20秒ぐらい続くと、本当に心配になる。
毎晩、熱い彼女の体を冷ましなあがら、抱きしめて
悪夢を見たら、大丈夫だと声をかけて
寝れないこと7日間。
しかも、二次感染の次女。
こちらもすぐに治るのに、急に熱が出たり、ゲホゲホしたり。
私は寝不足だったけど、なんとか持ち堪えた。
それにしても、7日目の朝、これはもう熱が続きすぎだからとナチュロパスに連れて行くことにした。
肺の様子、心臓の様子をチェック。
「この子たち、強いわね。何も問題ないから、インフルエンザもコロナもチェックしなくていいわ」と。
そして、耳の穴を見て中耳炎かチェック。
ナチュロパスが驚いた顔をして言った。
「耳糞が多すぎて、見えません。」
なんだよ!そんなことかよ!
と思いつつ、
「マジで、耳くそが多すぎて、見えません」
と言ってる。
耳くそをほらしてくれる年齢ではない。
それでも、「耳の中が炎症っぽいからそれで熱が出ているのかも」と仮説のみ伝えられる。
次に次女を見てもらうと
「こっちはもっと耳くそがひどくて、もっとみえません」
このナチュロパスに、私は二人で4万円払いましたけど。
4万円払って耳くそが酷いと言われて終わるって。
さすがカリフォルニアだなと思いつつ、帰宅。
そして、夜になり、朝に見てて気になった長女の口の中を見る。
朝、なんかオデキみたいなものが口の中にできていた。
それが、すごく大きくなっている。
「アンドリュー!!!!」
そう大きな声で彼を呼び、ちょっと見て!!と伝える。
オデキが、タコの目のように大きくなっていた。
毒々しい色も帯びている。
これ、やばくない?
シナモンのオイルを塗り、口をオキシドールでぐちゅぐちゅぺをして
殺菌をして寝た。
熱も酷けりゃ、咳もひどい。鼻水だってダブルだし、もう7日間の熱!
しかも子供たちとアンドリューも!!!
その上、何!口の中におできって!!!!
ま、寝よう。寝て、忘れようじゃないか。
と思って、電気を消した瞬間に、
抱っこをして寝ていた次女が
ゲロ。。。。。
寝ゲロ。
合わせて、ゲロゲロ。
私も、そのニオイの強烈さにもらいゲロ。
右肩から、首から、次女の足から、ベッドシーツから、ゲロの海。
アンドリュー!!!!!!
本日2回目の大声。
「電気つけてーーーーー!!!」
といって、
アンドリューが電気をつけて私たちを見て
「OH gosh」
本当だよ、神様、どう言うことだよ。
そう思いつつ、寝巻きを脱いで、ベッドシーツを剥がして、次女の寝巻きも脱がして、
新しいベッドシーツをつけてる間にアンドリューは娘をもう一度シャワーに。
私も首についたゲロを拭いて、あたらしい寝巻きに。
もう、自分がシャワーを浴びる気力はない。。。
とにかく、寝たい。
そして、私たちはベッドになだれ込みました。
翌朝になると、そのタコの目のような大きなのは小さくなっている。
でも、アンドリューは、これは、この間、歯の手術をしたときのばい菌が入ったのかもしれない
そういって、歯医者に連れて行くことにした。
2ヶ月で3度目の歯医者。
2ヶ月前
棒の穴に「おー」って音を鳴らして遊んでいた長女は、
「おー」って鳴らしながら、次女にぶつかって棒が口にバウンスして突き刺さった。
痛いよーって泣きながら、ずっと痛いと言ってた。
歯もかけたので、歯医者に行ってレントゲンを撮った。
それでも二週間後に痛いというので、またレントゲン。
大丈夫ですけどねえと言われながら、
結局今回3度目で発見した。
神経痕が死んでる。
壊死している。
その言葉を聞いて、私はおったまげ、アンドリューは「すぐに手術だ」と言い出した。
「っていうか、シナモンオイルで治ってるじゃん」
というと、
「これが爆発したら、大変だ。血管を通じて身体中に細菌が回ったらとんでもないことになるぞ」と。
「これが、発熱の原因です」
私が変なおじさんです。
ぐらいに勢いで言うじゃん。
と、医者のことばを頭の中で英語を日本語に変換しながら思っていた。
「セカンドオピニオンを聞いてもいいけど、今日か明日にはケアをしたほうがいい」といわれ
ますますこえーじゃん。
病院で働いてるアンドリューがいう。
「あのさ、君は壊死している状態がどれだけ進行して行くか知らないだろう。
とっても、きついよ。今のうちに処理したほうがいい。」
そう判断をして、彼女はすぐにガスマスクを顔に当てられた。
本当にあっという間の状況変化と判断と決断と実行。
早すぎて、ついていけない。
歯がぐらぐらになってから取れるなんて6さいだと思っていたけど
4さいでその時期が来るなんて。
しかも人工的に。
そして、歯が抜けた長女の顔は、何だかかわいかった。
ま、いっか。
これが最善だったと言うことで、これ以上、なんか考えるのをやめようと思います。
人間はいつだって、考え方ひとつで、めっちゃ不幸になれるから。
そして、面白いことに、あれだけ熱を帯びていた長女の体は熱が治まり
それと同時位に、熱を帯びていた次女もスーって引いてきました。
鼻水も咳も少なくなって、
本当に細菌を出すために、体は頑張っていたんだなあと思うと
ありがとうしかないです。
ま、あとは、歯が生えてくるのを楽しみに歯がかけている状態を楽しみます。
こんなドタバタしていたら、毎週欠かさず行ってた、
ギターのレッスンがあるのをすっかり忘れていた。(泣)
明日から元気を楽しみたいです。
あービバ、健康!
モノクロから虹色へ
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