構造のアプローチをする
私のその時のアプローチは、心からでした。
ああ、私ってこんなに動けるんだってまずは思って欲しかったので、
彼女の気づきと同時に、感覚をまずはそっちへ持っていくことに。
でもね、私は、体の使い方を無視して、心ばかりを追求するのは好きではないなと思っています。
膝が痛い、
ああ、それはエゴポイントでね、ちょっと自分のエゴがあるんじゃないかしら?
って言われたら、多分二つに一つの反応。
ああ、私ってエゴにまみれたダメな人間なんだと思い始めて
自己分析という名の自分を責める。
もしくは、
何言ってんの?うぜーといって、心と向き合うことをより遠ざけてしまう。
それは私の意図から、全くもって、遠いところ。
だから、「気持ち」のところのアプローチをしたい人だけにアプローチをする。
本人の準備や、聞く姿勢や、知りたいかどうかや、そこに興味があるか。
その上で、
私は、構造をしっかりアプローチをしようと思っている。
彼女の場合は、肘が痛いと言っていた。
肘が痛い時、
まずは腕の成り立ちを見る必要がある。
上腕と下腕。
そして、腕は胴体から伸びているわけではない。
彼女の鎖骨と肩甲骨というショルダーブレイドから腕は出ている。
そして、腕は、首と筋肉を共有している。
この今出てきた登場人物のどこかがハーモニーをせずに、呑気に寝てるのだ。
もしくは無視された状態になって、肘が1人で頑張っていると思う。
今出てきた登場人物は
上腕
下腕
鎖骨
肩甲骨
首
につながっている筋肉全部である。
これらがパワーハウスにつながっていないのだろう。
去年、彼女の肩甲骨を突いた時「やばい、見つかった!」という気持ちがして
背中から腕がガクガクしていたという。
今回、8月に日本でSoul Of Pilates のマスタークラスを開催するとき、
彼女の体をじっくり見ようと思っている。
そしたら、きっと彼女の体は自由さを取り戻すきっかけになるだろう。
そして、
彼女を初め、他のSoul Of Pilatesを学んでいるインストラクターに
お願いした課題が次々と私に届いている。
Soul Of Pilatesの
レッスンを受けてみてどうだったかという動画を見て
毎朝、泣いてしまう私。
去年はSoul Of Pilatesでボリューム1を教えた。
その時の内容は「四肢」についてだ。
四肢から胴体へのつながりを伝えた。
そして1年間それをやってきて、ただ四肢を伝えただけなのに
彼女たちのクライアントさんの反応はすこぶる良いことを提出された動画を見てて思う。
人の人生にインパクトを与える時、
インストラクターの資質はとても大事だ。
それと同じぐらい、クライアントさんの資質も大事になってくる。
お互いが歩み寄ったところで、奇跡は起きるから。
今見ているSoul Of Pilatesのメンバーは、歩み寄るクライアントさんばかりなのを感じる。
一人一人が優しくて、頼もしくて、人間愛に溢れていて、美しい女性ばかりだ。
私には、ビジョンがある。
彼女たちのところにくるクライアントさんは体を良くなると同時に心ももっともっとその人たちらしく
生きるようにサポートできること。
彼女たちがパワースポットになること。(既になっているけど!)
彼女たちのクライアントさんの声を聞いていると、
この人に出会えてよかったと思えている。
そういう人たちは、きっと自分の人生は何てラッキーなんだと思うことだろう。
私も彼女たちに出会えてラッキーだし、教えることができて幸運に感じる。
だから、私は、彼女たちの引き出しがもっと増えるように
体の構造的なアプローチをガッツリやっていこうと思いながら8月のワークショップに臨むところです。(急に丁寧語!)
さて、その彼女たちのワークショップの前に、インストラクターの方に向けての
一般公開レッスンがあります。
公募の前に一旦は満席になったのですが
一名キャンセルが出ましたので、
もしもインストラクターをしていて、自分の体をより知りたい、マシンと一体化したい、それを阻んでいる部分を知りたい!と思う方、ピンときた方はぜひ!
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モノクロから虹色へ
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