寝違えたって、寝違えていないかも

一人の女性から入ったメッセージ。


『寝違えてね…上半身と首が痛いんですが、診てもらえませんか?』


ちょうど翌日は、午後が自分の時間として空けておいた日。

アンドリューに確認して、彼女をみることにしました。


『どうする?体をほぐすワークをする?それとも、インてグレイティッド・ヒーリング(IH)で潜在意識に聞いてみる?』


すると

『うん。なんか体も痒くてね。だからIHで』


ということで、彼女の体に聞いてみるセッションに入った。


私も、出来る限り体が楽な形でと思っているが

頭が80%寝ている状態での添い乳や抱っこの夜が毎晩続いて

ある日首が回らなくなったことがある。


そして、体をほぐしてもらい、ようやく動くようになったから

寝違えてもなんでも体をワークすることの効果は知っているものの

本人は潜在意識に聞くというので、興味深いなあとセッションに入った次第。



そして、潜在意識が選んだのは自己愛のプロトコルだった。


寝違えが、自己愛?


自分を愛せない理由としてあげたのが『自分は十分ではない』というもの。


確かに彼女の体を見て半年経つが

彼女の口癖が『でもね』だった。


『そっか、自分を守りたくなるんだよね。間違えるのが怖いの。』

そんな風に彼女は自分のことを言っていた。


そして、自分を許すというプロセスに入っていった。


私はただその流れに身を任せて

彼女の体が指示することを一つずつ丁寧にやって行った。


その中で、ヤムナボディローリングで体をほぐしている最中に

彼女が言った。


『爆弾発言があるんだけど』


そう言って彼女が教えてくれた。


『今まで誰にも言ったことがなくて。いえなくて。

 でも、そのことだと思うの。自分が十分ではないって思うことって。

 看護師として、働いていた時に、命に何かがあったわけではないけど

 私はミスをしたの。そのことから、なんか怖くなっちゃってね。

 現場に戻るのが、怖いの。』


きっとその時のことを、口にしてしまうと

そのときに感じたことを全部、身体中で思い出してしまうから怖いんだろう。


そうやって、私たちは”なかった”フリをし続けてしまうことがある。




『十分ではない』


この言葉は、本当に厄介だ。

罪悪感を感じる根源だとも思う。





話を聞きながら

『ここが、つっかえてて痛いの』


そう言った。


医療従事者の彼女に聞いた。


『そこって、胸椎何番だと思う?』



『えー胸椎2とか胸椎3かなあ』


私は、本を開いた。

体の不調に基づいて、どんな意味を持っているかの本だ。


開いてびっくりした。

そして彼女に、『ねえ、見てみて。』と本の文章を指して言った。


そこには『許す』という言葉が何度も出てきていた。


その言葉を見て、彼女は顔をぐちゃぐちゃっと真ん中に寄せて泣いた。


許していいよっていう体からのメッセージ。

気付いて欲しいとき、体は痛みというシグナルを使って教えてくれる。

それを、薬でごまかしても、体は諦めない。

それを、お酒や食べ物で忘れようとしても、体は諦めない。


何度も何度も気付いてと言わんばかりに、痛みを戻してくる。


その痛みは、あなたを苦しめるものではなく、

苦しめてきたことから解放するための痛み。


とっても尊い体に私は畏敬の念を感じずにはいられなかった。


『これ、いずみちゃんの胃のメッセージみたいだね』(ブログはこちら)


本当に、その通り。

あんな痛み、二度とするかと思ったけど、

それぐらい、私の内側にいる私は気付いて欲しかったんだろうなあと思う。


セッションが終わって、帰りに首が回るようになっていた彼女。