今年を振り返って
2024年も年の瀬となって振り返ってみると、1月から5月までの前半はずっと体調を崩して、
ベッドにうずくまっていたことが多かった2024年だったと感じています。
そして、後半は、前半とは正反対に新しい自分に挑戦をした年だったとも感じています。
筋肉反射テストを東京で教えるということができた夏。
これは、とても嬉しかった。自分と繋がるツールをお渡しできるって、やっぱり私にとっては
誰かと宝物をシェアするような気持ちだから。
そして、
ピラティスでは、Soul Of Pilates のマスタークラスvol.2をおえた夏。
ここに参加したインストラクターさんたちの一年の成長がめざましく、
私が大事にしていたピラティスの通念を自分のものにして、クライアントさんと向き合う姿に
とても感動をしました。
一年前の彼女たちは、もっともっと人の体に触れることや、クライアントさんたちの領域に思い切って踏み込むことに
遠慮があって、おどおどしていた。分からないとよく口癖のように言っていた。でも一年を通して、課題をしながらクライアントさんの変化や心と繋がることをして行った今年は、もっともっと踏み込んでその人をリスペクトすることが出来て、
もっともっと踏み込んで深いつながりを感じることができて、もっともっとその中で自由にレッスンをしてる姿を感じました。
ボディとマインドを2024年は、磨いてきた年だったなあと思います。
2025年はもっとインストラクターの方々が、ピラティス氏のいうスピリットの部分につながるようになっていく年にしたいと感じています。
そして、yamunaボールについて。
私の願いは、誰かが自分の制限の中で生きることをやめること。
それも、軽やかに楽しく面白く制限から外れることを望んでいます。
私自身が、そうやって結婚や出産へと進んでいけたから。
10年前の私には、出産や子育てはおろか、男性と結婚をするななんて、ちょっと考えれなかったと思う。
その軽やかに自分がもっと身を委ねていいのっていうところを体の経験としてもたらしてくれるヤムナボール。
もっと何かできないかなって思っていた時、けいこちゃんと久しぶりの再会。
まだまだ病み上がりの私に会いにきてくれて、2人で話したビーチ近くのカフェで、
マインドからも身体からも制限を外すって何がいいんだろう?と話した時、
お金という誰もが日常的に使いながら悩んでいるところに制限の宝庫ではないか?と話して盛り上がり
2人でコラボをすることに!
とっても気を使う私(見えない?)にとって、コラボはちょっとチャレンジ。
でも、ちゃんと心のワークをしてるけいこちゃんとは、すんなりスルスル進んでいきました。
そして、スタートした、お金の制限を外すワークショップ。
沢山の方から、気づいた事が沢山あった!とのメイルを一杯頂いて、
その上で体もアプローチ出来ました。
なぜ体のアプローチが必要か?
「だって、マインドもスピリットもお金を必要としていないじゃない?体しかお金を必要としていないの。だからその体をワークするのは当たり前でしょ?」っていうけいこちゃんの言葉もそうだし、
私は、お金のワークって、子宮のワークだと思っているんです。
受け取るワークだから。
私のもう一つのシェアしたい事である「子宮のケア」について、
受け取り豊かに自分の人生を創造するみなさんになっていく未来がこのお金の制限を外した先にあるんじゃないかと信じているんです。
だから、子宮のケアでヤムナボールを使うように、お金のワークでyamunaを使って
受け取り豊かさに変換をしていくことができるこのワークショップをとても大事に思ってワークショップに取り組めました。
そして一番大きかったことは、IHを広めるためにチームで動き始めたこと。
出来る限り毎月おこなってきたHeal My Life のイベント。
フライヤーをデザインしてくれて
各回の内容を吟味して
インスタなどに投稿してくれて
お申し込みがスムーズにいくようにウェブサイトを整えてくれて
各回の内容を編集してYouTubeに上げてくれて
その上で、IHのセッションを体験できる場を設けるという
チーム全体でIHが体験できるように広める活動ができたこと。
チームのお陰様で
初めて東京でのIHの開催とサンディエゴでの講習会という二か所での開催が可能になりました。
母親として生きるということに変化が出てきた2024年。
子供たちを置いて2週間も東京にIHを教えにいくなんて、4年前の第二子を産んだときの自分は考えもしなかった。
あの時の自分は、マチルダから「これからあなたが教えていくのよ」って言われて、必死で子供が寝ている間に教える内容を構成していく日々だったから、こううやってIHを大事に思うチームがみんなで動いて可能になっていくことを体験できて、
これは本当に大きな変化でした。
そして、感謝が溢れる経験でした。
そこに参加してくれたサンディエゴと東京の生徒さんは、驚くほどピュアで、綺麗で、繊細で、優しくて、熱くて、
そんな方々同士のセッションが深くて、私は沢山のインスパイアを受けると同時に、
世界がこんな風に自分の感情に責任を持って生きていく人ばかりであれば、どんなに平和になるだろうかと
感じていました。
人それぞれがそれぞれの人生を持っています。
セッションをしていくと、自分でも信じられない経験をしてる方にも沢山遭遇します。
そして、その方々の経験よりも、それ以上に私が心を揺さぶられるのが、
その方々が犠牲者で止まっていないということ。
その変換点に立ち合わせていただいた時、深く人の強さに感動をします。
そうやってその姿を見させていただいた私にとって、それはインスパイアリングで
子供がいない2週間を過ごした私は、サンディエゴに帰る事がとても不安でした。
あまりにも東京での生活が快適で自分らしく生きている感じがあって
水を得た魚のようだったので、母親ができるだろうか?と不安になったんです。
サンディエゴに戻ってきて、子供と会って感じたのは
以前の私は、子供の世界に自分をどっぷり浸かっていたんだなってこと。
それの良い悪いは置いておいて、
私は、そこに疲れていたんだということ。
もう卒業してもいい時期に来たんだろうということに気づいたんです。
子供を産むこと、子供を育てること。
自分の天地がひっくり返った経験で、右往左往したこの6年。
もう一度天地をひっくり返して、自分に戻る時が来たのだなあと感じています。
IHが私の人生にあること。
色んな意味で、自分の生き方に冷静に熱く寄り添う事ができて
このモダリティに出会えて、本当に感謝でいっぱいです。
さあ、来年は、お金の制限を外すwith yamunaのクラスの年間コースをスタートして
ピラティスの方も、一般の方々ともう少し交われる機会を作って
IHも、また多くの方に体験していただき、プラクティショナーとして活躍して愛を広げていける人を輩出させていただく機会を設けれるように活動をしていこうと思います。
それと同時に、もっと私自身、人生を楽しもうとも感じています。
子供がこの小さい純粋で、面白いことをずっと言ってる興味深い年齢を楽しみながら
美味しいものを食べて、
美しい景色を見て、
友達とたくさん笑う時間を自分に与えて
もっと豊かな一年にしていきたく思っています。
今年も私に関わっていただきました皆様、ありがとうございます。
そして、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
滝口いず美
モノクロから虹色へ
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