Christmas にLoveのお話

最終更新: 2020年12月26日

恋の続き(ブログ

このグリーンボーイ(もはやグリーンの洋服は着ていない)とすれ違う娘の顔を見て

ああ、この子は恋をしているのだと思う。

2歳過ぎて、最近、彼女の『まま、見てみて〜』と言う言葉が多くなった。

この言葉を聞いて『ああ、エストロゲンが今、大量に出始めたな』と気づく。

アンドリューに伝えた。

『このみてみてーって言う時って、

 自分は大事な存在かな?自分は他の人にとって大切に扱われる存在かな?

 って言うのを感じるエストロゲンが大量に出ている時期だから、

 出来る限り彼女のみてみてに付き合っていきたいの。

 ここで自己肯定感の一つが生まれるから』

そんな風にエストロゲンは家庭内だけだと思っていたが、

ところがどっこい、男の子に甘えてぶりっ子すると言うエストロゲンも同時に

起動しているようだ。

帰宅したアンドリューに私は

実はさ、と今日あった出来事を深刻な形で報告した。


 

18歳まで、彼氏はいらない。

ダブダブのティシャツとスウェットパンツで過ごせと言っていたアンドリューに長女の

ボーイフレンドの話をすると、彼はどう反応するか興味深かった。


 

さて一連の話をすると

“Please stop “

と言え。

それでパーフェクトセンテンスだと言う。
 

 

いやいや、

ストップって言って逆ギレされてもっとやってきたら?

ストップって言って、次から冷たい態度取られたら?

ストップなんかじゃ効かないよ。

もっと効果的に良い方向に行く話し方あるやろ?!


 

と、私は反抗したし、内心すごく苛立った。


 

 

「それでも聞いてくれなかったら?」

と必死で食い下がったが、


 

「あのねえ、6歳の男の子に対してなに自分のパワー失ってんの?

 相手は6歳だぜ。君が言ってることは君の過去の傷の投影に過ぎない」


 

とサラリといった。


 
私の過去の投影??
 
私、パワー失っている??
 

 

 


 

ガーンと頭を殴られた気分だった。


 

ほんまや、6歳相手に40過ぎの女が何パワー失ってるんだ。


 

ストップと言ってやめないなら、

彼から娘を引き離せば良い。
 

ストップと言ってもっと過剰になったら、あかんよと言って教えてあげれば良い。


 

なのに、

もし聞いてくれなくて、反撃してきたらどうするの?

って…


 
本当だ。。。

自分の過去の映像と混合しているじゃん。


 

6歳の私が何度泣いてやめて!と叫んでも聞いてくれない、誰も止めてくれない。

私の内心はガタガタ恐怖でいっぱいだったあの時。
 

 

やめて!と叫んでもずっと殴られ続けたあの時。

ちょっとした一言に「てめえ、馬鹿にするな!」とキレて殴られたあの時。

「もうしない」って言ってたのに、何度も同じことを繰り返すあの人。

男性ってよくわからないと思っていたあの時。
 

 

 

 

 

こうやって潜在意識は大人になった私に過去の類似した映像を

あたかも目の前で起きるかもしれないと錯覚させる。

それも考える余地も与えずに、

瞬時に、

巧妙に。


 

潜在意識の勉強をしていてよかった。

そこに理解がある夫でよかった。


 

そうだった。

考えてみればあのグリーンボーイ(*結構失礼な呼び方)はお父さんやお母さんの言葉をちゃんと聞いてた良い子だった。


 

過去の子供の頃の私のインナーチャイルドに伝えた。

大丈夫よ。

もう2度とあんな環境には行かないし、娘にも同じ経験をさせないように教えていくから。


 

そう考えてたときに、「娘はどう思ってるんだ?」とアンドリューが聞いた。


 

「ねえ、今日緑の男の子にこしょこしょされてどうだった?」


 

娘は考える間を置いていった。


 

「大好き❤」


 

そこにいた全員がズッコケタ。


 

娘は嬉しかったんだ!!!


 

なんだよーーーー

本当、自分以外の誰も気持ちなんてわからない。


 

でもね、やっぱり体をむやみに許可なく触ることはママは好きじゃない。

あなたの身体だから、あなたが良いよって言わないと誰も触ってはいけないの。

ここから、その練習をしよう。
 

 

おむつを変える時も、お洋服を脱ぐ時も

これから気をつけてママは言葉を発するわ。

あなたの許可をもらうように。
 

 

「おむつ変えよう。触って良いかな?」


 

「お洋服脱ぐよ。手伝って良いかな」って。

そしたら、許可をもらうことが当たり前になるでしょ?
 

 

 

娘のおかげで、私の過去も癒され、成長しています。


 
モノクロから虹色へ

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