Christmas Eve - first love


 
2歳の娘の初恋。

本人は、これが恋だなんてまだ分かっていないかもしれない。
 

公園でたまに会う4歳上の男の子。


 

出会ったときに緑のズボンを履いてたことから緑の男の子と呼んでいる。

彼がくると身体をくねくねとさせる。

彼が目の前を走れば、キューピーのような手をしながらピョンピョン飛ぶ。

「緑の男の子どこだー?」と目で追いかける。

もうその眼差しに、母なんて忘れて、一人の女友達感覚で私も身体中できゅんきゅんしちゃう。


 
(*↓みよ、この上目遣いを!)


 

彼は娘の頭をポンポンと軽く叩いたのだと言う。

“Hi sweetie”と言いながら。


 

その少女っぷりを目の前にして私は興奮した。

あああああああー恋って気持ちいい良いい!!!と世界の真ん中で叫びたい。


 

ところがどっこい、急に雲行きが怪しくなることがあった。

この緑の男の子が、突然、娘のカラダをコショコショし始めたのだ。

内心、私は思った。


 

オイオイ、許可も得ずに娘の体を触るなんて、ちょっと調子に乗りすぎじゃないか?


 

娘はキャッキャ言ってる。


 

次の瞬間床で座りながら抱っこしてる私の娘にこしょこしょして地面に娘が倒れた。

まだコショコショしてきグリーンボーイ(緑の男の子)に

「that’s enough 」と言って私は娘から彼を離した。

なんか、その脇の手、おっぱいのすぐ近くなんですけど。

ちょっと、娘の顔が地面についてるのに、まだコショコショする??

それにしても、体を触っている時間、長くない?しつこくない?

私は「今ここで娘にちゃんと声を出してやめて」と言うことを学ばせないと、

きっと大きくなってから彼女は好きな男の子だから、

(まあ、この人のこと好きだし、いっか)って言って

自分が心地よいかもわからずに

おっぱい触られちゃうんちゃう?!と危惧した。(完全なる妄想)

あたしゃ、いっぱい見てきたし、私も経験してきたよ。

男の人のなんかよくわからない気迫に押されて、

後から、あれはなかったよな、、、と思い出し、後悔した事を。


 

でも情けない事に

なんて言って良いか分からず、すごく内心戸惑った。

彼の母親はどこ?と見回したら、死角にいて、この一連を見ていない様子だった。


 

なんて言ったら

変にこのグリーンボーイが傷ついて、怒らないだろうか。

ずっと優しく娘に対していてくれるだろうか。

そんな風に頭がぐるぐる回った。

なんていうのがベストなんだろう?


 

アンドリューに聞くしかない。


 

そう私は彼の帰宅してすぐに伝えると、

アンドリューから驚く発見の回答をもらった。

それを聞いてハッとした。


 


 

続く


 

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