一人のオトコの子の言葉

Ex means:元カレの元って言う意味は、

Thanks for the EXperience.

経験をありがとう。

Our time has EXpired.

私たちの時間は既に終わったわ。

Now Exit my life.

今、私の人生から出て行ってください。

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みなさんは一人の男の子が自分に対していったひと言が

ずっとココロの片隅に残っているって言う事はありますか?

私は、枕草子で『やかましきオンナ』という、

うるさい女性はウザイという内容を清少納言が書いた文章を国語の時間に読んだ後、

鈴木君が『あれ、お前の事だな』と言って、1日だけ静かになった覚えがあります。

1日しか鈴木君の言葉は私に効力を発揮しませんでしたが、

今回、一人の女の子の性格を変えてしまった素直な女性のセッションがありました。

インテグレイティッドヒーリング(IH)のセッションを受けて下さった

雰囲気も話し方も見た目も全部がちっこくて可愛い女性。

肩こりが酷いと言って来て下さいました。

yamuna®body rolling をご希望で来て下さいましたが、カラダがもう少し深い部分へ

いきなさいと。

なので、急遽IHの全行程をしました。

IHでは目標を設定していきます。

言って見れば、今いる状態を音階の「ド」だとしたら、

自分は本当は『ラ』の位置に行きますという事をしていくのです。

彼女のカラダは、積極的に、前向きに、という様な言葉を欲しがります。

ただ、ご本人は『今まで自分がしたい事をして来たつもりですけど。。。』と。

その中で10歳の時に何かがあったと出ます。

何がありましたか?
 

色々と思いを巡らせた中で

『私は、本当は目立ちたがりやでした』

そう教えてくれました。

『自分が両想いだと思っている男の子がいたんです。

 そんな中、何かの演技の役を決めるときが合ったんです。

 私はこの役をやりたいって思っていました。

 そしたら、その好きな男の子が、私ではなく

 おとなしい女の子を“この子が役に合っていると思います”って言ったんです。

 今でも覚えている位だから、ショックだったんだろうな〜

 その時に、私はこういう

 おとなしい子になったら人に好かれるのかもしれない

って思ったのかもしれません。』

一人の男の子の言葉に傷ついて、

愛されるのであれば、

自分の身を変えてでも、、、、、

そんなけなげさが、セッション後もずっとココロに残っていました。

そして、女性は何歳でも男性のひと言で大きく傷ついたり、

大きく自分を見直したりするんだと。

私も一人の男性で大きく人生が変わりましたから。

彼女は言いました。

『おとなしければ、周りが自分の事を気にしてくれるって思っていました。

 声をかけてもらえるし、気にかけてもらえる。』

”ああ、なんて愛おしいんだろう。

本当の自分の質を変えてでも、愛を求める女性特有のけなげさ”に

なんだかジーンと来てしまいました。

その男の子がどんな気持ちでその言葉を発したのか分からないですが、

男性の言葉は女性に沢山のインパクトを与える場合があると思います。

それは、女性は耳で恋愛をする動物だからです。

男性は、目で恋愛をする動物です。

だから、その男性の動物的な部分に答える為に

女性は知らないうちに身を小綺麗にする事が愛される条件だと

沢山の美に対する意識が潜在意識に入っています。

そして、女性は、耳で恋をするので

男性が言うひと言に沢山の想像を膨らまします。

『結婚するって言ったじゃない!』

『もう裏切らないって言ったじゃない!』

『あなたの言葉を信じて、期待した私がバカだったわ』

よく聞く女性の台詞です。

一方で

『あのオンナのお尻がいい』

とか

『髪をかきあげる瞬間が好きだ』

とか

よく聞く男性の台詞です。

だから、耳で恋をする女性にとって、

男性に言われたひと言は女性のココロに大きく突き刺さります。

良くも悪くも。

あとから彼女が教えてくれました。

思い出してみると、目立ちたがり屋というよりは、

自分はできるってもっと自信に溢れていて、

恐れずに前に出ることができたってことかなと思ったりしています。

目立ちたくて、学級委員とかしてたかっていうとちょっと違う気がしました。

目立つことを恐れなかったっていうか、やっぱり自信があったんだろうなぁ。

ちっちゃい頃はちゃんと自分の心と繋がってたんですね、きっと。

アーユルヴェーダのクラスを教えさせて頂く時に、自分の体質をチェックします。

元々持っている要素です。身体の要素もココロの要素も考え方の要素も。

チェックします。

子供の頃の体質と大人になってからの体質に違いがあると

もしかしたら、どこかで自分の本質を変える出来事が合ったのかもしれません。

そうお話をします。

きっと彼女はもっと情熱的でリーダーシップを取る火のようなタイプだったのかもしれません。

だから、目標設定で積極的とか前向きとか本来の彼女の魂が持っている質が

ドンドン出て来たのかもしれません。

それが

一人の好きな男の子のひと言がきっかけでその火を弱める事をした。

そんな彼女が後からメイルでこう伝えてくれました。

私自分はさっぱりした人だと思ってたので、

 好きだった誰かの一言がきっかけで、目立たず平穏に生きる選択をしたなんて、

 本当にびっくりしちゃいました。

 このできごとは何となくは覚えてたけど、考えてみたら、

 お話したのはいずみさんが初めてでした。

 とても信頼してて何でも話しちゃう母親にさえ話さずに、

 心に閉まっていたようです。
 

男性の言葉は、ここまでもスッと深くに痛く入って来る。

『男に二言は無い』

昭和な言葉だけど、私はここに女性のココロが安心する秘密がある気がします。

今回は、何歳でも女性は女性なのだと感じる印象的な愛おしいセッションでした。

もう、愛される為におとなしい子にならなくていい。

だって、それは「愛される秘訣」なのではないから。

魂の本質通りに生きる事が、

きっと彼女の本当に愛されている感覚を取り戻す大切な要素だから。

自分の生き方で愛される。

それが、自信につながるんだと。

ちっこい雰囲気の彼女が、肚から声が出て

今度会う時には大きな自信を背におっきい雰囲気の彼女になっているんだと

楽しみで仕方がないんです。

モノクロから虹色へ

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